帝京大学 ラグビー部 チーム紹介
帝京大学
TEAM INFORMATION
2021シーズンは名将・岩出雅之監督の下、10度目の日本一を達成した帝京大学。2022シーズンから元日本代表PR(プロップ)で、埼玉パナソニックワイルドナイツでも指導していたOBの相馬朋和コーチが監督に昇格した。
指揮官が代わってもセットプレー、接点を軸にした力強いラグビーは不変。春季大会こそ明治大学戦で黒星を喫したが、その後は負け知らずで、春季大会、関東対抗戦、大学選手権のすべてを制した。今季も、FW(フォワード)に2022シーズンを経験した選手が多く残り、春季大会Aグループも無敗で優勝、もちろん対抗戦、大学選手権の優勝候補筆頭だ。
チームの伝統的なスローガンは「ENJOY&TEAM WORK」。4年生による話し合いの末、セットプレーを引っ張るHO(フッカー)江良颯がキャプテンに就き、FL(フランカー)奥井章仁と、FB(フルバック)山口泰輝(いずれも4年)の2人が副キャプテンとして脇を固める。
FWはPR(プロップ)津村大志、上杉太郎、NO8(ナンバーエイト)延原秀飛(いずれも4年)、LO(ロック)本橋拓馬、FL/LO青木恵斗(ともに3年)と多くが、2022シーズン優勝の中心選手。
BK(バックス)も、SH(スクラムハーフ)李錦寿、SO(スタンドオフ)/FB小村真也、CTB(センター)五島源、(いずれも3年)、WTB(ウイング)高本とむ(4年)、U20日本代表でキャプテンを務めたSO大町佳生(2年)もおり、選手層は厚い。
新人もPR森山飛翔(京都成章)、NO8ダウナカマカマ カイサ(大分東明)、WTB青栁潤之介(國學院栃木)ら、高校日本代表で活躍した有望な選手が加わり、特にWTB青栁は春季大会の開幕戦からトライを挙げるなど定位置を確保しつつある。
FWのスクラム、ラインアウトといったセットプレー、接点での強さは際立っており、BK陣も個々の能力が高く、トライを取り切る力も高い。相馬体制2年目となる「赤い旋風」の勢いは止まらない。
TEXT:斉藤健仁
※掲載情報は2023年8月31日時点
関東大学対抗戦 過去5年間の順位
- 2022年
- 1位(大学選手権優勝)
- 2021年
- 1位(大学選手権優勝)
- 2020年
- 4位(大学選手権ベスト4)
- 2019年
- 3位(大学選手権3回戦敗退)
- 2018年
- 1位(大学選手権ベスト4)