トヨタ自動車ヴェルブリッツ
チーム紹介
ファーストジャージー
セカンドジャージー

ヘッドコーチ
サイモン クロン

主将
キアラン・リード

主将
茂野 海人
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創部
1941年
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本拠地
愛知県豊田市
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主なタイトル
全国社会人大会:優勝5回
日本選手権:優勝3回
フィジカルラグビーは健在。豊富な戦力で初優勝をうかがう
全国社会人大会優勝5回の古豪で、フィジカルとパワーを前面に押し出すスタイルが伝統のトヨタ自動車ヴェルブリッツ。2010年度まではトップ4の常連だったが、2011年からは中位からなかなか抜け出せなくなり、2016-2017シーズンはリーグ戦の残り5試合で全敗してしまい8位に沈んだ。
そのため、2017-2018シーズンから、2007年のワールドカップで南アフリカを優勝した世界的名将のジェイク・ホワイト氏が監督に就任し、キャプテンにはルーキーだったNO8(ナンバーエイト)姫野和樹を指名し改革に着手。2シーズン連続でトップ4入りを果たした。
さらに昨季、トヨタ自動車は強化を進めた。ホワイト監督に代わり、2015年ワールドカップでニュージーランド代表を優勝に導いたスティーブ・ハンセンがディレクター・オブ・ラグビーに、ニュージーランド出身でワラターズなどを指導していたサイモン・クロンがHC(ヘッドコーチ)に就任。
ニュージーランド代表の主将を務めていた世界的NO8キアラン・リード、2019ワールドカップで南アフリカ代表の優勝に大きく貢献したFB(フルバック)ウィリー・ルルーなどのビッグネームが加わったが、2020年シーズンはヤマハ発動機、パナソニック、サントリーとライバルに敗れ、トップリーグ中断前までで3勝3敗と大事な試合で勝ち切れていなかった。
今季は、2019年ワールドカップの日本代表で得意のジャッカルで名を馳せたNO8姫野がハイランダーズに移籍し、同じくワールドカップメンバーのSH(スクラムハーフ)茂野海人とNO8リードが共同キャプテンを務めることになった。 FW(フォワード)はワールドカップメンバーのPR(プロップ)木津悠輔、日本代表キャップを持つPR三浦昌悟、2年目のHO(フッカー)加藤竜聖、帝京大学出身のLO(ロック)秋山大地、南アフリカ代表経験のあるLOジェイソン・ジェンキンス、若手のFL古川聖人らに加え、オーストラリア代表の現役代表キャプテンでFLマイケル・フーパーが新たに加入した。
BK(バックス)は大型SOライオネル・クロニエ、CTB(センター)の元日本代表マレ・サウ、8トライを挙げて2018-2019シーズンの新人賞に輝いたCTB岡田優輝、2年目のWTB高橋汰地もいる。
トップリーグのラストシーズン、伝統のフィジカルラグビーに、ニュージーランドスタイルのボールを動かすラグビーを融合させ、悲願の初優勝なるか。
TEXT by 斉藤健仁
過去の成績
2003年度
トップウェスト 1位
2004年度
4位(8勝3敗)
2005年度
4位(7勝4敗)
2006年度
3位(9勝4敗)
2007年度
3位(9勝1分3敗)
2008年度
8位(6勝7敗)
2009年度
3位(10勝1分2敗)
2010年度
3位(11勝2敗)
2011年度
10位(5勝8敗)
2012年度
5位(9勝1分3敗)
2013年度
総合6位
2014年度
総合6位
2015年度
総合5位
2016年度
8位(7勝8敗)
2017年度
総合4位
2018年度
総合4位
メンバー
吉田 康平
髙橋 洋丞
伊尾木 洋斗
竹井 勇二
崔 凌也
三浦 昌悟
垣本 竜哉
淺岡 俊亮
川西 智治
彦坂 圭克
古川 満
加藤 竜聖
秋山大地
ジェイソン・ジェンキンス
マイケル・アラダイス
ジェド・ホロウェイ
古川 聖人
佐藤 穣司
タウファ オリヴェ
フェツアニ ラウタイミ
姫野 和樹
吉田 杏
滑川 剛人
_岩村 昂太
福田 健太
ライオネル・クロニエ
金 典弘
ティアーン・ファルコン
増田 大暉
岡田 優輝
マレ・サウ
バティリアイ・ツイドラキ
鈴木 啓太
山口 修平
チャーリー・ローレンス
ロブ・トンプソン
彦坂 匡克
髙橋 汰地
小原 政佑
ヘンリー ジェイミー
ナサニエリ・ナレクバ
中野 剛道
小澤 大