クワッガ・スミス(ヤマハ発動機ジュビロ)
注目選手

クワッガ・スミス
Kwagga Smith
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生年月日
1993年6月11日
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出身
南アフリカ
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所属
ヤマハ発動機ジュビロ
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ポジション
FL(フランカー)
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身長/体重
180cm/94kg
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主な経歴
ライオンズ
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南アフリカ代表キャップ
6 ※2019年ワールドカップ代表
※2021年1月6日現在
タックル、ジャッカルに長けた元セブンズのスター選手
セブンズのスター選手として活躍し、2016年のリオ五輪では銅メダルを獲得に貢献したスピードとタックルに長けたFL。2017年から15人制に専念し、2018年にスプリングボクスで初キャップを獲得し、2019年ワールドカップにも出場した。
2014年からスーパーラグビーのライオンズでプレーし、2018年にヤマハ発動機へと移籍、すぐにチームにフィットし、10試合に先発出場。チープトップとなる781分プレーして、トップリーグの「ベスト15」に選出された。
南アフリカ代表の選手としては決して大きな体格ではないが、まさにシマウマのようなスピード、そしてタックル、ジャッカルを武器としている。ヤマハ発動機で3年目となる今季も接点での活躍に大いに期待したい。
◆本名はAlbertus Stephanus Smithで、クワッガはアフリカーンス語で絶滅したシマウマの亜種。「クワッガ」というあだ名は生まれてすぐ兄からつけられた。家族は農場を経営しており、外国人が訪ねてきたときに、2歳の兄が赤ん坊の名を尋ねられて、そのとき動物の名前しか知らなかったため、そう答えたのがそのまま定着してしまったという。ワールドカップ期間中に、岐阜県関市で模造刀を購入し、磐田の自宅に置きに帰った。
TEXT by 斉藤健仁