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ラグビー愛好日記


January 2, 2019 6:03 PM /

全国大学選手権・準決勝の結果

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2019年1月2日は、朝から東京へ。秩父宮ラグビー場で行われた第55回全国大学選手権・準決勝の第2試合をJSPORTSで解説した。きょうは録画放送のためこれを書いている時点でまだ放送されていない。内容を書くので、結果、内容を知らずに見たい方はご注意を。

早稲田大学対明治大学、帝京大学対天理大学という好カードとあって、秩父宮ラグビー場には21.934人の大観衆が集った。第1試合は予想に違わぬ接戦になった。開始早々に早大がFB河瀬諒介のトライで先制するが、明大もFB山沢京平のPG、WTB山崎洋之のトライで追いつき、前半は17-13の明大リードで折り返した。後半も一進一退の攻防が続いたが、後半34分、明大がNO8坂和樹のトライで31-20とする。これで勝負あったかと思われたが早大は素早いテンポで攻め、38分、WTB佐々木尚がトライして4点差に迫ってスタジアムを沸かせた。最後は明大が守り切ってノーサイド。早大は慶大戦に続く逆転勝利とはいかず、明大が昨季に続いて決勝進出を決めた。

第2試合も白熱したが、先手を取ったのは天理大だった。立ち上がりからテンポよくボールを動かし、前半11分、WTB久保晃一が右タッチライン際を駆け抜けてトライを奪う。ステップでかわした相手は帝京大BKの要であるFB竹山晃暉だった。実はこの二人、奈良県では中学時代(竹山は河合二中、久保は天理中、高校は竹山が御所実業、久保が天理)からしのぎを削ってきた。中学では奈良県中学選抜のチームメイトとして日本一に輝いたメンバーでもある。彼らが中学3年生で日本一になった時、帝京大は天理大を破って三連覇を達成した。

先制した天理大は19分、ゴール前のスクラムを押し込んでぐんぐんと前進する。戸田京介レフリーは帝京大がスクラムを崩したとして、ペナルティートライを与えた。スコアは12-0。平均体重で10㎏近く軽い天理大FWがスクラムで圧倒することを予想した人は少なかっただろう。後半は帝京大がボールを大きく動かして攻め、4分、WTB木村朋也がトライし、12-7。王者の反撃が始まるのかと思われたが、逆に天理大は、スクラムで反則を誘って帝京陣深く入り、13分、モールからCTBシオサイア・フィフィタがトライし、19-7と突き放す。帝京大もFW陣を軸に何度も突進するのだが、天理大の素早いポジショニングと、低く鋭いタックルに前進できなかった。18分には天理大がスクラムからのサインプレーを仕掛け、久保晃一が抜け出し、最後は、ファウルア・マキシがトライ。26-7としてほぼ勝敗は決した。最終スコアは、29-7。天理大は二度目の決勝に駒を進め、帝京大の連覇は「9」でストップした。

「風下の前半をイーブンで戦えていたので、手ごたえがありました。ディフェンス面でスペースを与えすぎていましたので、修正しました。ディフェンスの力が勝利につながったと思います」。天理大の小松節夫監督はいつだって冷静だ。「帝京大のことはずっとリスペクトしてやってきました。日本一を目指してやっていますので、決勝戦に向けてしっかり準備したいです」。島根一磨キャプテンは「日本一になるために倒さなくてはいけない相手でした。本当に嬉しい。特にディフェンスとブレイクダウン(ボール争奪局面)を意識して臨みました。(優位に立ったスクラムは)8人が一つになってプッシュできたのが良かったです」と淡々と振り返った。

今回の勝利は関東の壁にはね返され続けた天理大が、毎回、課題を修正しながらたどりついた理詰めの強化の結果だったという気がする。小松監督は言っていた。「最初は打倒・関東でしたが、打倒・東海大、打倒・帝京大というように具体的に勝つ方法を考えて強化するようになっていきました。(今年の大会では)大東大にはスクラムがキーポイントでしたし、きょうは、ディフェンスとブレイクダウンでした」。具体的に勝つイメージを描きながら、一つ一つ積み上げる。そんな強化がついに実ったわけだ。それは、帝京大に学んだことでもあった。

帝京大の岩出雅之監督の記者会見は収録時間の関係で間に合わなかったのだが、「きょうは天理大が素晴らしかったということ」と潔くコメントしていたという。今回負けたからといって、9連覇の偉業の価値は色あせないし、敗色濃厚の中で最後まで攻め続けた姿勢にプライドを感じた。これからも帝京大ラグビー部は強くあり続けるだろう。

決勝戦は、1月12日、14:15より秩父宮ラグビー場で行われる。

■大学選手権準決勝結果
◇東京・秩父宮ラグビー場
明治大学◯31-27●早稲田大学
帝京大学●7-29◯天理大学

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プロフィール

プロフィール写真【村上晃一】
京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。1986年度西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。ラグビーマガジン、ナンバー(文藝春秋)などにラグビーについて寄稿。J SPORTSのラグビー解説も98年より継続中。1999年から2015年の5回のラグビーワールドカップで現地よりコメンテーターを務めた。著書に「ラグビー愛好日記トークライブ集」(ベースボール・マガジン社)3巻、「仲間を信じて」(岩波ジュニア新書)、「空飛ぶウイング」(洋泉社)などがある。

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