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ラグビー愛好日記


お答えします。記事一覧

月曜の夜、BS朝日のラグビーウィークリーで、土曜、日曜のラグビーをおさらい。トップリーグは、東芝に敗れたものの、神戸製鋼がトップ4入りを確定させたが、ジャック・フーリーの負傷は気になるところ。クレイグ・ウイング、前川鐘平も負傷欠場で、プレーオフまでに彼らが万全で戻ってくるのかどうか。この試合は、まるごと見たのだが、フーリーは最初からどこかを痛めていたのかもしれない(※リーチのトライは後述します)。

サントリーのフーリー・デュプレアがタックルを受けて倒れたが、この怪我も気になるところ。日和佐の成長も確かだが、世界最高峰のプレーメイカーであるデュプレアの不在はサントリーにとって痛い。ラグビーウィークリーの「ワイルドな奴」がデュプレアだっただけに、余計に気になる。デュプレアにとって、英語は第二言語。もっともナチュラルに話せるのはアフリカーンス語で、シャイな性格で言葉数が少なく感じるのは、英語だからという気がしないでもない。アフリカーンスで友人同士なら、おしゃべりかも。大久保直弥監督は、「いい選手は、いいコミュニケーター」と話していたが、来日する一流選手には、みんな感じる事だ。

大学の方は筑波が早々に準決勝進出を決めたが、個々の能力の高さを見せつけていた。ここまでの戦いぶりだけからみると、筑波、帝京が前評判通りの実力を見せつけている。関西勢で、地力での準決勝進出の可能性を残しているのは立命館だけ。関西リーグを通して安定した戦いぶりを見せていた通りの実力を発揮している。

◎プチ・お答えします。
さて、東芝対神戸製鋼戦のマイケル・リーチのスクラムサイドをついたトライについて、いくつかコメントをいただきました。ゴール前のスクラムで、NO8豊田が右サイドに持ち出し、右FLのリーチは、下がりながら豊田の手渡しパスを受けて、左ショートサイドに回り込んでトライしたもの。これ、以前にも同じようなプレーがあって、話題になったことがあります。
この場合に考えられる反則は、豊田からリーチへのパスの「スローフォワード」、豊田より先にリーチがスクラムから離れた場合の「8人はスクラムが終了するまで継続してバインドしていなければいけない」というルール違反です。
スクラムは最後尾の豊田が肩を外した時点で終了。リーチの離れ方は紙一重ですが、同時であれば反則はとりにくい。そして、前から下がってきた選手でも、パスを受けるときに横、または後方にいれば、スローフォワードにはなりません。したがって、トライが認められたということだと思います。ただし、前にいる選手に手渡すのは、オフサイドなので(当初、スローフォワードと書いていました。失礼しました)、渡した瞬間がどうだったか、このプレーについて今後どう判定していくか、レフリー間でも議論がなされると思います。
追記◎このトライの時、神戸製鋼のSHを東芝側がつかんでいたのは反則(オブストラクション)です。見逃されてしまったという他ありません。

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January 27, 2011 6:00 PM /

お答えします。16

高校3年生のyuukiさんから、「大学の体育会でラグビーをやるかどうか悩んでいるのですが」というコメントがありました。悩んでいるなら一歩踏み出すべきです。自分に合っているかどうか、ついていけるかどうかは、やってみないと分からない。多くの選手が自分の潜在能力に気付いていないと思うし、難しいと感じるくらいのレベルでやらないと成長できません。分厚い壁に真っ向勝負で立ち向かっていくのがラグビー精神だと思います。踏み出さないと、きっと数年後にも同じことに悩むでしょう。

僕は大阪体育大学で、体育会そのものだから参考になるかどうか分かりませんが、京都の府立高校出身者からすると、啓光学園、大阪工大高、天理など強豪校からやってくる選手は輝いて見えました。実際に一緒にプレーすると鍛えられているのがすぐ分かります。でも、それは自分がこれまで厳しい練習をしていなかっただけだから、それ以上に練習するしかない。大学入学前から一人で京都の大文字山を走って上がったり、近所の寺の階段をひたすら走ったり、とにかく練習だけはついていけるようにしました。体力的についていければ、あとは技術、経験の勝負。それは日々の練習、試合で手を抜かず、追いついていくしかない。自分より上手い選手達のプレーを体感しながら、そこに近づいていく自分を確認できるのは得難い体験です。迷ったら、とにかく前へ。思い切りラグビーを楽しんでください。

先日、マイケル・ジョーンズと、リッチー・マコウのどちらが、ベターなオープンサイドフランカーか?というご質問がありました。個人的には、マイケル・ジョーンズの走り方が大好きだったし、クロンフェルドのひたむきなサポートプレーも好きでした。個人的な好みでいくと、マイケル・ジョーンズです。ただ、マイケル・ジョーンズが活躍した時代と現代ではラグビーの質が各選手の役割も多くなっています。またアマチュア時代とオープン化時代では、練習時間も格段に増えており、選手の置かれる環境が違いすぎます。小林深緑郎さんにも見解をうかがってみましたが、「比較は難しい」という答えでした。現在、世界中にラグビーを職業とする選手が多数います。その中で抜きんでた力を発揮しているリッチー・マコウは、総合力で史上最高のフランカーだと僕は思っています。そういえば、数年前にカンタベリー協会の125周年の式典を取材したことがありますが、カンタベリーの歴代ベストFLもリッチー・マコウでしたね。

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August 18, 2009 6:17 PM /

お答えします15

7人制ラグビーがオリンピックの競技に採用されることが濃厚になったことで、イングランド、ウエールズ、スコットランド、アイルランドはどうなるのか? というコメントを頂いていました。すでにコメントで答えてくださった方がいるので、改めて説明することもないのですが、簡単に書いておきますね。

オリンピックの出場条件には、「各国または各地域のオリンピック委員会が認定する各種目協会は1つ」というのがあります。イギリスのオリンピック委員会は、British Olympic Associationで、イングランド、ウエールズ、スコットランド、北アイルランドがまとまっています。ということで、イギリスとしては、全英代表を編成するか、一番強いチームが出場する、という2つの選択肢になるでしょう。現時点で明らかではありませんが、今の実力でいけば、イングランドが単独で出てもメダルを狙えると思います。難しいのはアイルランド代表で、ラグビーの場合は、北アイルランドとアイルランド共和国の選手がいますから、ここをどうするかという問題は出てくるでしょうね。

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試験的実施ルール(ELV)についてご質問あったのでお答えします。

ELVの項目の一つに次のようなものがある。「自陣の22m区域内にボールを戻し、そのボールをキックして直接タッチになった場合、地域獲得は認められない」

現行のルールでは、自陣の22mラインから後方の区域以外からは、ダイレクトでタッチに出す(サイドラインの外=ラグビーではタッチラインと呼びます)ことはできない。出した場合は、蹴った位置でのラインアウトになる。

22mライン区域内であれば、ダイレクトでタッチに出してもタッチに出た地点でのラインアウトになって地域を進めることができる。現行ルールでは、自分でボールを持って22mライン区域内へ戻すことだけ制限されていたのだが、これをキック、パスなどいかなる方法によっても、ボールを戻せないとしたのが、今回のELVだ。

で、ご質問は、「22mライン内にボールを持ち込んでも、ラックが出来ればダイレクトでタッチに出してもいいのですか?」というもの。

答えは、OK。ダイレクトでタッチに出せます。ボールを22mライン区域内に戻した後、相手選手にボールが触れたり、タックルが成立したり、ラックやモールができたときは、直接タッチに蹴り出してもOK。地域を獲得して出た地点のラインアウトになる。

一番分かりやすい例は、22mラインの外にスクラムがあって、SOの選手が22mライン内にいる場合。ここでは、SHのパスで22mライン内にボールを戻すことになるので、SOはダイレクトでタッチに出しても地域獲得にならない。というわけで、SOは大きく敵陣に蹴りこむか、そこから攻める。いずれにしてもボールはよく動く。このルールは、スクラムのオフサイドラインが下がる変更よりも、試合のスピードアップに貢献することになるはずだ。ここでSOがボールを回したときに、CTBあたりがタックルされてラックになった場合は、ダイレクトでタッチに出してもかまわないということになる。

今回のELVって、文字で説明しようとするとすごく難しいです[E:coldsweats01]。ぜひ、グラウンドで試合を見ながら詳しい人に聞いてみてください。分からない場合は、またご質問いただければ、可能な範囲でお答えします。JSPORTSのHPにも近く、試験的ルールの簡単な解説がアップされる予定です。

◎お知らせ
いよいよトップリーグの開幕が近づいた。明日は開幕戦の先発メンバーが発表される予定だ。4日の朝のサンケイスポーツは、トップリーグの大きな特集があるらしい。現在発売中の、Weeklyぴあにも、ラグビー特集があります。

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コメントですでに質問への答えが出ていますが、トライ後のコンバージョンキックは、ドロップキックでも狙うことができます。たいていの場合、リードされているチームが追撃のトライをあげた時に使います。あとワンプレーで試合終了となるときなどに、次のキックオフを少しでも早くしたいとき、プレースしていると時間がかかるので、ドロップキックで狙うわけです。7人制のコンバージョンは、時間短縮のためルールとしてドロップキックで蹴ることになっています。この場合の得点は、プレースして蹴るときと同じく2点です。ドロップゴールの3点とは別に考えられます。

コメントでも書いてくださっていますが、僕も早大の星野選手のドロップゴールはよく覚えています。今から十数年前、京都で早大OBが試合をしているのを見たことがあります。そのとき、もうお腹の出っ張った星野さんがSOで、FBが植山さんでした。二人とも走力は衰えていても、キックだけは少しも衰えていなかったのを思い出します。キックって、コツをつかむと下手にならないんですよね。懐かしいなぁ。

ワールドカップで選手が入場する時に流れていた音楽についてもご質問がありました。曲名、作者など以下の通りです。これ、良かったですよね。実は、10月25日、深緑郎さんと愛好日記トークライブを開催したとき、この音楽で入場させてもらったんですよ。燃えてきますよね。

曲名 Revolution Industrielle Part 2
作者 Jean-Michel Jarre
アルバム The Symphonic Jean-Michel Jarre

◎こぼれ写真
紅葉2007のこぼれ写真です。

Momiji3

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コメントでクラシック・オールブラックスのジャージーについてのご質問があった。ふと、父のラグビージャージー姿の写真を思い出した。父は僕にラグビーを教えてくれた人だが、同じ高校のラグビー部の先輩でもある。高校生の頃、探し物があって古いタンスをさぐっていたら、セピア色の一枚の写真が出てきた。「ん? 俺?」と思わずつぶやいたくらい、顔もスタイルも僕とそっくりだった。高校時代の父がラグビージャージー姿でボールを抱えて笑っていた。胸元は、クラシック・オールブラックス同様、ひもで結ばれていた。「昔のほうが、ジャージーがかっこええやん」と、横にいた祖母に話したのを覚えている。

ニュージーランド代表初のテストマッチは、1903年、対オーストラリア代表である。当時のジャージーを模したものがクラシック・オールブラックスのジャージーだ。ただし、すべてのチームが胸元をひもで結んでいたわけではなく、同時代でもウエールズはボタンだったし、チームによってマチマチだった。日本ラグビーの古い写真を見ていると、どうやら主流はボタンのようだ。

さて、もう一つ、フィットネスの本についてのご質問。今、日本代表が行っているトレーニングをまとめたような本は残念ながら作られていない。火曜日はベースボール・マガジン社出版局にいたので、そこでフィットネス本について編集の方に紹介してもらった。ラグビー選手のフィットネストレーニングの科学的アプローチでは『ラガーマンの肉体改造法』(宝田雄大著)。総合的なスポーツトレーニングいくと、『SAQトレーニング』(日本SAQ協会監修)、『アスリートのためのコアトレ』(有吉与志恵著)、『ストレッチバイブル レベルアップ編』(長畑芳仁著)などがある。SAQとは、スピード、アジリティ、クイックネスの略。

◎お知らせ
『愛好日記トークライブ集』が書店に並び始めました。
ゲストは、藤島大さん、小林深緑郎さん、森本優子さん、生島淳さん、冨岡鉄平さん、下村大介さん。ジャーナリスト、選手、監督、さまざまな視点でラグビーが語られています。ラグビーに詳しくない方は、後ろの章から読むことをお薦めします。なお、コメントのご質問で、「ゲスト全員での写真はいつ撮影したのですか?」とありましたが、あの写真は、3月下旬、1年間無事終了の打ち上げパーティーをしたときのものです。

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久々の「お答えします」です。コメントでご質問ありましたが、ラグビージャーナリストは儲かる仕事ではありませんねぇ。僕の主な仕事は、JSPORTSでのコメンテーター、ラグマガなど雑誌への執筆活動です。ちなみに、このブログでの報酬はありません。これはスポーツライター全般に言えることですが、書くだけで生活するのはたいへんです。スポーツについて書く場所が少ないですからね。昨年度まで日本ジャーナリスト専門学校の講師をしていたのですが、学生にはそのあたりの厳しさはよく話していました。

僕はラグビーを専門に取材する仕事をしたかった。フリーになって、したいことがあったわけです。でもそれだけではなかなか生活が苦しいので、好きなことを継続するために単行本の編集や広告制作など、ラグビーを取材するのとは違う仕事もしています。出版社に11年いたので、どちらかというと編集者が本業ですからね。小林深緑郎さんは、もともと画家としての勉強をされていたのでプロフィールに入っていますが、いまはほぼラグビー一本でやっていらっしゃいます。公園での仕事はしていませんよ。

小林さんともときどき話すのですが、ラグビージャーナリストは目指してなるものではないですね。好きなことに集中していたら、いつのまにか肩書きがついたという感じです。取材者になっていく過程については、今編集中の「ラグビー愛好日記トークライブ集」(仮題)の中でも語られています。と、軽く本の宣伝です。とにかく、僕らは今の仕事をとても楽しんでいるし、なんとか暮らしているので、ほんとうに幸せだと思ってます。

さて、これからスーパー14の解説でJSPORTSのスタジオまで出かけます。きょうは、レッズ対ライオンズの解説ですが、レッズのリザーブメンバーに、元ワラビーズのアンドリュー・ウォーカーの名前が! 楽しみだ〜。

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嵐の前の静けさと言うべきか、月曜日は年末年始の怒濤の試合ラッシュを控えて少しゆっくりできる時間があった。朝はゆっくり眠って、午後、神戸製鋼とヤマハの録画を見た。後半40分まで、17-17。緊張感あるいい試合。お客さんも1万人を超えている。ヤマハの関係者のみなさんの努力が大きいだろう。ご苦労様でした。

ヤマハのFBレイニーは絶好調だったけどなぁ。しかし、神戸製鋼は粘り強かった。後半15分、ホラのトライを生んだSH後藤のパス。終了間際のホラの決勝ドロップゴールは見事だった。今季の神戸はギリギリで負けたり、勝ったり。選手は一番大変だけど、ファンの人も疲れるね。

◎ここからはコメントのご質問にいくつか答えます。

神戸製鋼がトップ4に食い込めるということは、ワールドも? とありましたが、そうですね。神戸製鋼だけではなく、ワールド、ヤマハにも日本選手権出場枠のトップ4に入れる可能性は残されています。この3チームは、勝ち点が「23」で並んでいるので、残り2試合で最大10点獲得すれば、最終的に「33」になります。現在、4位のトヨタ自動車の勝ち点が「28」、5位のサントリーが「27」だから、トヨタとサントリーの勝ち点次第で可能性はあるということです。

レイニーの最初のトライがオブストラクションか、アクシデンタルオフサイドでは? というご質問がありましたが、これ、意外に微妙ですよ。たしかに反則をとるレフリーもいると思いますが、後方からの映像で見るのと、グラウンドレベルで横から見るのとは少し感覚が違うと思うんです。問題は、ヤマハの選手が完全にタックルのコースに入って邪魔していたとレフリーが見るかどうか。それもレイニーに後ろからサポートに行こうとして偶発的に邪魔になったのだとしたら仕方ない。そして神戸の選手が最後に真正面からタックルに入って外されている。レイニーの進む道を前にいる味方選手が作ったとも言い切れない感じなんです。だから僕は、この判定はレフリーがその瞬間の流れをどう見たかに任せるべきと思いました。ご期待に添えない答えで、ごめんなさい。でも、正直な見解です。

関西と関東でレフリングの違いがあるのですか? という質問もありました。僕は、ない、と思っています。もちろん個人差はあります。レフリーは競技規則を状況に応じてうまく適用しながら試合を進行していくのが役目ですから、グラウンドの中で様々に起きる状況をどう見るかに個性は出ます。全国大会になると初めてのレフリーにあたることも多く、関東のレフリーに不慣れという発言はそうい意味で出ていると思います。ただし、各チーム、レフリーの分析も進んでおり、そのあたりのことは織り込み済みで試合をしているはずですよ。

僕は大阪の大学だったから、「関東」を意識する感覚はよく分かるのですが、ずっと感じていたのは「関東のレフリーは」とか、「関東のチームは」という感覚を払拭しないと勝てないということでした。やっているのは同じ大学生。意識過剰が一番よくないです。なんていいながら、僕も原稿には関東勢とか書いてますね。一般的にはそういう見方が分かりやすいからなのですが、選手は気にせず戦ってほしいと思います。

最後にもう一つ。大体大の部歌「押し照るや」はいつ歌うのか? この部歌は実は僕が卒業後、大学が熊取に移転してから作られました。同時に作られたのが勝利の歌「黒の狩人」です。「押し照るや」は、納会や普段のファンクションなどで頻繁に歌われます。「黒の狩人」は関西リーグの優勝時、大学選手権の勝利時に歌うようです。ということで、明治大学に勝った後のアフターマッチファンクションでは「黒の狩人」を歌ったそうです。

ちなみに、両方とも僕は歌えません。まあ、僕らの頃は正式な部歌がなくて、大学全体の「大阪体育大学・青春譜」というのを歌ってました。だから、世代を超えたOBが集まると、どっちを歌うかで微妙な空気が流れます。

さて、25日は花園も秩父宮も面白い試合になりそうだけど、僕はトップリーグの大一番、トヨタ自動車とNECグリーンロケッツの解説。花園のことは、かなり気になるけど、お仕事優先でございます。

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きのうの「こそばい」は、やはり反響が大きかった。「ぬくい」、言いましたねえ。「いんじゃん」は僕は言いませんでした。普通に「ジャンケン」です。この日記で言葉ネタとともに反応する人が多いのが歌謡曲ネタなのだが、僕の頭の中では最近【気まぐれヴィーナス(桜田淳子)】がぐるぐる回っている。《去年のトマトは、青くてかたかったわ〜》。ある人がカラオケで歌ったのを聞いて以来、ずっとグルグル状態である。調べたら、昭和52年だ。あの頃の淳子は可愛かったなぁ。ちなみに、歌謡曲好きとはいえ、古いモノだけでなく、Kinki Kidsも聞いてますよ。

いっぱい質問があったのでいくつか答えることにしたい。

Q=金閣寺、綺麗ですね。村上さんはどの季節が一番好きですか? 
A=雪の金閣寺大好きです。純白とゴールドの組み合わせがなんともかっこいいです。雪化粧の京都はどこも大好き。桜の季節も、紅葉の季節もいいけど、僕は冬が一番好きです。

Q=(トライネイションズ開幕戦で欠場した)ライアンズはケガだったんでしょうか?
A=体調不良というか、風邪みたいです。ちなみに、あの試合、怪我でいなかった豪州代表は、フラットリー(脳しんとう)、キャノン(足首)、ラスボーンあたり。ラスボーンは、まもなく復帰予定。マット・ロジャースは膝の手術をしたので8月末に間に合うかどうか。

Q=今月20日のファルコンズ来日時にジョニー君は来れるんでしょうか?
A=今回のファルコンズは、選手全員での来日になっているので、よほどのアクシデントがない限り来ます。間違いなくあのプレースキックが見られるでしょう。

Q=(JSPORTSの解説時)現地放送席からの実況でなく 画面を見ながらの実況が多いようですが、皆さんはどういう状況で、実況なり解説をしているのでしょうか?
A=海外から送られてくる映像をスタジオで見ながらしゃべってます。基本的にはみなさんが見ている画面と同じです。ただし、放送開始数分前から映像は送られてくるので、ウォーミングアップの映像やロッカールームの様子が見られることもあります。

追記◎質問ではなかったが、オープンサイドFLでは神戸製鋼の武藤選手が良かったというコメントがあったが、同感である。僕もボールハンターとして例をあげるなら、彼をあげる。ひたすら相手SOにプレッシャーをかけ続け、激しいタックルを繰り返したプレーぶりは印象的だった。神戸製鋼7連覇の功労者だと思うし、あの頃、神戸製鋼に所属していた元豪州代表WTBイアン・ウィリアムス選手が「武藤は、オーストラリアの州代表でやっていても、誰も日本人だと思わないよ」と言っていた。だけど、当時の日本代表は彼をサイズ面で評価しなかった。フィル・ウォー、ジョージ・スミス、ニール・バックより大きかったのになぁ。

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暑い日が続いている。仕事部屋にクーラーがあるのだが、健康のためあまり入れすぎないようにしているので昼間は汗だくになる。新陳代謝が悪くなってるから、これくらいのほうがいいかも(笑)。きょうもいくつか質問に答えます。

Q=初心者の方に、オフサイドラインを説明するときは具体的にどうやっているのですか?
A=細かく言うとたくさんあるのですが、僕が初心者の方と試合を見る場合は、まずラグビーの特徴として、試合中ずっとボールを奪い合うことを説明します。
「ラグビーは相手側の陣地にボールを運ぶ競技です。そして、ラグビーは野球みたいな攻撃権はないので、相手からボールを奪わないと攻撃できません」と。以下、再現します。

「だからいたるところで密集ができるんです。この奪い合いのところが両チーム合わせて3人以上になるとオフサイドラインができます。ほら、あそこ、最後尾のところにディフェンス側が並んでいるでしょう。で、相手にボールが出たら飛び出す。ほら、また並んだでしょう。あれがオフサイドラインです。はい、あれがタックルです。タックルの場合は、一対一だからオフサイドラインはできないんですけど、タックルのあとに入る選手が、横から入るのはダメです。自分の陣地側から入らないといけないんですよ。密集戦(ラック・モール)にも横から入るのはダメです。基本的にラグビーは相手と正面から向き合って戦うんです」

「ほら、攻撃側が前進すると、防御側はオフサイドラインの後ろに戻らないといけないから、攻めるスペースがたくさんできるでしょう。戻りつつある選手はオフサイドだからタックルできないんですよ。闇雲に縦に走っているのではなくて、スペースを作るためにみんな走っているんですよ。ほら、今一人で2人を引きつけたから、次の選手が抜けたでしょう。逆にディフェンス側は前に出て止めれば相手のスペースを奪うことができますよね」

 とにかく、キックオフから数分は試合に沿ってささやき続けます。するとだいたいゲームの流れが分かるので、あとは「今のは?」って聞かれるたびに答えます。ラグビーは細かいルールを説明するとキリがないので、攻防の意味を知ることが先決です。すると、かなり踏み込んだ観戦ができます。スクラムやラインアウトのオフサイドラインも、見ながら説明すると分かりやすいです。要するに、文章でラグビーのルールを理解するのは無理です。一緒に見ないと説明できませんよね。当たり前ですけど。

Q=19日のアイルランド戦の試合前、村上さんが放送ブースから双眼鏡で一生懸命のぞいていたのは、なんだったのですか?
A=きれいな女性を探していたと言いたいところですが、従姉妹です。「来てるよ〜」、「どこどこ〜?」。

Q=2001年ライオンズの豪州遠征の際、活躍していた豪州代表のアンドリュー・ウォーカー選手はどこに行ったのでしょう?
A=規律違反(合宿を抜け出したり)でワラビーズを外され、その後、いったん13人制のリーグに戻ったのですが、そこでも問題を起こし、以降はニュースにも出なくなってますね。

Q=霜村選手はカンタベリーのクラブでやっているということは、NPCを目指せるということでしょうか?
A=そういうことなのですが、現実的には、カンタベリー州代表はほとんどオールブラックスの選手で固められる強豪地区ですから難しいでしょうね。これ、ご本人から連絡もらいました。三洋電機での活躍を待ちましょう。

Q=10年ほど前、博多の森で行われたワールドクラシックに出ていた選手は何者?
A=おそらく97年のワールドクラシックと思いますが、南アフリカ、NZ、豪州、日本の33歳以上の元代表選手達です。南アでは、80年代世界最高のCTBと言われたヘルバー、NZではいまだにNZ史上最高SHと推す人の多いラバリッジ、豪州では「オールブラックス殺し」と言われた名FBグールドなど、信じられない選手が勢揃いしていました。だから、あなたはとんでもない人たちにサインをもらったことになります。

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きょうは汗だくになりながら庭の木を切った。ここしばらく、ほったらかしだったから。きのう注目の3試合の結果をわりと早めにアップしてしまったのだけど、コメントくれた「瑞穂」さん始め、ビデオで見ようとした人、ごめんなさい。楽しみを奪ってしまって。今後、スコアを下の方に入れるなど配慮します。ただ、連日更新しているので放映が終わったらスコアがアップされていると思っておいてくださいね。

僕も結果を先に言われて残念だったことは多々ある。思い出深いのは、1995年の南アW杯だ。日本とアイルランド戦は1時間遅れくらいで放送された。僕はラグマガ編集部にいて留守番部隊だった。前半、日本がアイルランドを追いつめていたので、「ひょっとしたら」と期待しつつ、ハーフタイムを迎えた。そこで南アに行っていた知り合いから電話が。
「言わないで!」と言う間もなく、「負けたよ」。
僕が固まったので、他の編集部員にも負けたことが分かってしまった。トホホである。

では、最近の質問にいくつか答えます。
Q=NZのザビア・ラッシュも海外へ行くのですか?
A=NPC(国内地区代表選手権、今年は10月15日まで)終了後、ウエールズのカーディフ・クラブへ行くそうです。
Q=NZの選手紹介で、ルース・フォワードとなっている人と、フランカーの人がいますが、違いは?
A=ルースFWは、FL、NO8のFW第三列の呼び方です。FLは背番号の6番、7番を指しますから、両方こなす選手とFLの専門家で分けていると思います。
Q=テレビドラマの「anego」で明彦役の赤西仁君が結構上手にステップ切っていた。経験あるのかな?
A=「デュエット」という雑誌によると(ってなんでそんな雑誌読んでるんだよ)、収録で初体験だったとか。コーチに盛んに誉められたようです。
Q=ポジションのコンバートについて知りたいです! 面白いエピソードは?
A=最近の強豪チームで言うと、関東学院や早稲田でCTBの選手をFLにした例がいくつかあります。CTBはタックルが強い上にスピードがあるのが普通。FWに機動力をつけたいときに、よくあるコンバートです。選手の適性とチーム事情がほとんどの理由。僕の場合は、大学1年、2年はCTB、SOだったのだけど、瞬間的なスピードは遅く、長い距離を走るほうがスピードが出るタイプだったので、3年からFBに転向しました。成功でした。
神戸製鋼の7連覇時代の主役・平尾誠二選手は、SO、インサイドCTB、アウトサイドCTBとシーズンによってポジションを変えた。そして、彼がアウトサイドCTBをやったシーズンが神戸製鋼が最も面白かった時期だと言われている。ご本人はこう言っていた。「ゲームをコントロールする人間が、外側にいるということで、とりあえずそこまではボールが動くから面白くなるんですよ」。なるほどね。

明日も、いくつか質問に答えます。

追記◎NZ留学中の霜村誠一選手(三洋電機ワイルドナイツ)から、思いがけずコメントが届いた。びっくりしたけど、嬉しいよね。霜村選手は、クライストチャーチ・クラブでレギュラーCTBとして活躍している。カンタベリー地区のカップ戦で優勝もしたそうだ。海外に出ている日本人選手は多いが、CTBでトップクラブのレギュラーになれる選手はほとんどいないと言っていい。それくらいCTBのレベルが高いのだ。霜村選手のことは、元日本代表のマコーミック選手も誉めていた。トップリーグで成長した彼のプレーが見られるだろう。未来の日本代表の中心になるべき選手だし、楽しみだ。

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June 24, 2005 12:10 AM /

試合を見るとき

いよいよライオンズとオールブラックスの第1テストマッチが迫ってきた。土曜日は、これに加えて、南ア対フランスがあるし、国内でも、早稲田と関東学院の春の大一番がある。25日の夜は、JSPORTSから目が離せない。って思い切り宣伝してますが、僕は、南アとフランスの試合を、日本代表の辻選手と解説します。詳しくはJSPORTSのHPにて。

きのう「ひろし」さんからのコメントで、以下の2つの質問があった。

【村上さんといえども、前日から眠れないような、解説や取材。はたまた、待ち遠しくなるなる試合とか、あるのでしょうか?】
眠れないようなことはないけど、待ち遠しいのはたくさんある。国内でもシーズンが深まればそんな試合ばかり。接戦になりそうなものは、チームとか関係なくワクワクする。ワールドカップの解説はすべて思い出深いのだが、99年、ウエールズを軸に開催されたW杯はフリーに成り立ての頃で、開会式のコメンテーターしながら泣きそうだった。会社辞めて決断したことが実ったというか、なんか感慨深かったのだ。

あの大会は常時テンションが高かった。眠れなくなるのとは、ちょっと意味が違うけど、JSPORTSのプロデューサーとウエールズのホテルの部屋で談笑していたときのこと。疲れていたのか、僕はベッドで眠ってしまった。ふと目覚めると、プロデューサーが笑っている。
「村上さん、夢見てたでしょう?」
「えっ、なんか寝言言ってました?」
「はい。ティム・ホラ〜ン!って」

オーストラリア代表CTB。大好きなホランの名前を叫んでいたそうだ。まあ、偉そうに解説していても、普段は、こんなものである。

【解説の仕事をせず、普通にスタンドから観戦する際は、どういった点を留意してご覧になるのでしょうか?】

解説無しの場合は、ラグマガなどで原稿を頼まれている場合が多いし、どんな試合も基本的にプレーの流れをメモしながら見る。時間と、起点(スクラム、ラインアウトなど)をノートに書きながら、誰から誰にボールがわたったか背番号を追う。やはり、ディフェンスを破る瞬間が面白いし、それがなぜ起きたかを考えるためには、起点から追っていかないと分からない。これは記事を書くときに必要なことなのです。試合の流れを変えそうなプレーは星印をつける。

だから、たまにボーっと見られる試合があると凄く楽しい。そういう時は、全体を俯瞰するように大雑把に見ることにしている。お客さんの声とか反応に耳を傾けると、どんな試合が好まれるか分かるようになるし、僕は観客席に紛れて見ているのが好きだ。ときどき知り合いに解説しながら見るのだが、初心者の方には、最初になんのためにボールを奪い合っているのか、そして、オフサイドラインを説明する。これまでたくさんの初心者の方に説明してきた経験上、オフサイドラインの基本が分かると、初めての試合でも理解しやすくなるのだ。

客席の位置で好きなのは、どちらかの22mラインの延長線上の高い位置かな。フォーメーションが見やすいので。縦に見るのも好きだ。横のスペースがよく分かる。これまで見た中で、とてもいいと感じたのは、オークランドのイーデンパークのゴールポスト裏の2階席。ピッチレベルで見るのは苦手だ。角度がないと抜き方が分からない。一度、真上から試合を見たいなって思う。海外の試合でたまにそういう映像が出てくるが、選手が駒みたいに動いて面白い。

こういう話は、際限なく語ってしまう。きょうはここまで。機会を見つけて、また書きますね。ひろしさん、ありがとう。

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ココログのトップページの「週刊ココログガイド」に愛好日記が紹介されています。嬉しい。これで少しでもラグビーファン増えてくれればいいなぁ。

youchuu

最近の強い雨のせいだと思う。観察しようとしていた青虫がいなくなった。悲しい。代わりに、新たな幼虫を発見。黒いヤツ、分かるかな?


◆大畑選手のファンサービス
きのうのコメントに、大畑選手のファン・サービスぶりについての質問があったけど、僕も立派だと思う。彼は、ファンを集めたイベントの時も、最後まで一生懸命サインや写真に応じている。ずいぶん前だけど、よくやるねって聞いたら、「僕がこうすることで喜んでもらえるなら、なんぼでもやりますよ」って言ってた。試合が終わって疲れていても期待に応えようとするのは、第一人者としての責任を感じるからだろうし、ファンを大事に思っているからだろうね。

ただし、他の選手が特に冷たいということではなく、意外にみんなシャイで、「自分のサインなんかいらないだろう」的な思いの選手もいる。また、団体行動でファンクションに出るためや、バスの時間があったりで急ぐ場合もある。だから大方の選手は、スタッフに促されるままに急ぐけど、大畑選手はファンも多く、記者団に囲まれることも多いから、例外的に後からスタッフが自家用車でホテルに送ったりする。つまり、全員がサインに応じられない分を、大畑選手がカバーしている面もある。全員がそうするとスケジュールが崩れるからね。だから、他の選手のことも悪く思わないでください。

海外の代表チームの場合は、ファンの要望に応える担当の選手を数名指名しておいて、他の選手はスケジュールをスムーズにこなせるように役割分担するところもある。一度、JSPORTSの仕事で、スーパー12の解説をしにニュージーランドのウェリントンに行った時、試合後のファンクションに参加できた。ハリケーンズの試合だったんだけど、ウマンガ、コリンズ、ティトら数名の選手は、ファンの人と談笑したり、サインに応じたり、気さくな感じだったけど、大方の選手は、選手だけで固まっていて早々に会場を出て行った。疲れている様子がありありで、ラグビー王国の選手でも、いろんなタイプがいるんだと感じた。

ファンに対する態度って、ほんとに大切。僕も子供の頃、サインしてくれた選手のことや、言葉をかけてくれた人のことは、いまでもよく覚えているし、好感を持っている。高校生の頃、西京極で関西代表のロッカールーム掃除していて、大八木さんに「ご苦労さん」って言われたの、めちゃくちゃ嬉しかったもんね。

◆JSPORTSの放送ブースって?
「さちこ」さんの質問に、JSPORTSのブースはどこですか? とあったけど、たぶんバックスタンドから見ると、右側の最上段に3つ並んでいる箱形のブースの2つ目だと思う。はっきりしないのは、ブースがいくつとか気にしていないから(笑)。たしか3つだったと思うんだよね。ちなみに、秩父宮ラグビー場は、バックスタンドから見て、メインスタンド最上段の一番左が場内放送席、その右に新聞などの記者席が2つ並び、中央が貴賓席、その右側にテレビのブースが並んでいる。5月8日に香港戦の時だったか、下から僕の「おでこ」だけ撮影されて、あるブログに掲載された。怒ってないよ、全然! けっこう光ってたなぁ。「でこっぱち」は昔からっす。

最近は、メインスタンドから僕を見つけて手を振ってくれる人もいる。カナダ戦でも、ハーフタイムにずっと僕らのほうを見て手を振っている人がいたんだけど、なんかちょっとだけ視線が違うなぁって思ったら、ブースの下の席に陣取っていた、アメリカ代表の選手たちに向けてのものだった。振り返さなくて、良かった〜。

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月曜日の夕方、3月1日からの累計アクセス件数が10万件を突破した。ちょうど0が並ぶところを見たかったのに、一気に行ってしまった。数字が多いかどうかはともかく、たくさんの人に読んでもらえて嬉しい。みなさん、ありがとう。コメント、TBも感謝です。きのうの日記に書いた通り、このブログは「仲間作り」です。ラグビーを、そしてスポーツを愛好する人に、いっぱい読んでほしい。

そこで今回は「お答えします。」のパート3。まずは旬なところから。

Q=南米ってラグビー盛んなのですか?
A=アルゼンチンは、競技人口が5万人以上いる。国の人口が3500万人くらいだから、これって人口比にすると、日本より多いってことだよね。チリも1万人以上いるかな。ウルグアイは競技人口3000人弱なので、これはとっても少ないし、選手はほとんどアマチュアです。映画「生きてこそ」(1993年)は、1972年、チリへ遠征中のウルグアイのラグビーチームを乗せた旅客機がアンデス山脈に墜落。72日後に16人が生還したという実話。この中の生還者の一人が、ウルグアイ協会会長で、今回日本の選手も会えたらしい。だからウルグアイ・ラグビーの知名度は高いっす。いまひとつ答えになってませんが、どう考えても日本の方が環境的に恵まれているので、頑張らないとね。

Q=1930年(昭和5年)にカナダ遠征で6勝1分けの好成績を残した日本代表はどんなメンバーで、カナダは強かったのか?
A=もちろん当時から、英国、NZのほうがはるかに強かったです。カナダでは1889年にブリティッシュ・コロンビア・ラグビー協会が作られ、英国遠征したり、NZのチームと戦っているので日本より試合経験は豊かだったはずだけど、この時代の強さは僕にもさっぱりわからず。日本は、早稲田、慶応、明治、立教、法政、東大、京大の7大学の学生とOBで構成されていた。ベストメンバーを選んだというより、主要大学の選手に経験を積ませて、日本にラグビーを普及させる目的もあったみたいだね。
 この遠征では、のちに中学の国語教科書に取り上げられる美談がある。遠征第6戦で、日本のトライゲッター鳥羽が負傷退場。当時は選手の交代は認められておらず、日本は14人で試合を続行しようとしたが、カナダのティレット監督が「交代選手を出せ」と申し入れてきた。日本がルール違反を理由にためらっていると、カナダが一人選手を下げた。そこで日本も交代選手を了承し、対等の15人で残り時間を戦ったというもの。正々堂々とフェアに戦いたいという気持ちが現れたエピソードだよね。

Q=キャプテンといえば、大体代の稲田選手を思い出します。彼は村上さんと同期?
A=稲田君は、僕のひとつ下です。キックのコントロールが抜群のSOで、23歳以下日本代表のキャプテンも務め、精神的に非常に強い選手だった。今は京都の中学の教員として、素晴らしい選手をたくさん育成している。男前だし(意味不明)、僕の自慢の後輩の一人だ。

Q=どんな外国人選手が日本ラグビーに有効でしょうか。
A=トヨタのLOトロイ・フラヴェルのような、2m近い長身で体重もあり、モールラック、ディフェンスでの仕事量の多い選手は日本には少ない。世界的なLOを獲得すれば、チームは一気に強くなる。あとは、デカイCTBかな。つまり、日本人にないものを持っている選手ということだよね。

うわーっ、また長くなっちまった。きょうはこの辺で、おしまい。

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これは桜ではなく「シダレモモ」と言います。東西線「早稲田駅」近くの早大通りにたくさん咲いている。

きのう原宿のセプターのことを紹介したが、一言もラグビーメーカーであることを書かなかった。知ってたよね? ということで可愛いバッグだけでなく、お店にはパシフィックアイランダーズのジャージーとか、帽子もあり。

さて、きのうの続きで質問に答えたい。

Q=日本人でもオーストラリアでレフリーになれますか?
A=大丈夫。国籍に関係なくトップレフリーになることができる。ラグマガの2004年1月号にシドニーでレフリーの資格を取得した八嶋亮太さんの記事が掲載されているんだけど、オーストラリア協会HPの「レフリーやってごらん。一番いい席でゲームを見られるよ」という募集キャッチに惹かれたとか。日本に帰ってきているご本人に聞いてみたところ、「去年はNSWで、24から36位のグループまでランクが上がって、一番上のリーグの3軍の試合を担当できるランクまで行きました」とのこと。ただし、コミュ二ケーションが必要最低条件なので言葉は流ちょうなほうがいいみたい。八嶋さんは子供の頃NZで育った。これからはレフリーで世界トップを狙う日本人にも出てきて欲しいよね。

Q=岩渕選手の近況は?
A=サニックスボムズでテクニカル・アドバイザーとしてチームを補佐しながら、膝のリハビリ中。再度英国に渡りサラセンズでの試合出場を期している。

Q=日本代表南米遠征の放送がある可能性はありますか?
A=放映の権利がクリアにならず、今のところ日本のテレビ局はどこも放送できない様子。たとえビデオがあっても放映権がないとテレビで流せないんだよね。

Q=今年もJスポーツのNZ観戦ツアーはありますか?
A=ライオンズ戦は難しいらしく、トライネーションズで検討中みたい。決まったら僕も同行しますよ。一緒に行きますか。

Q=村上さん、お気に入りのアウトサイドCTBは?
A=ハリケーンズのコンラッド・スミスが最近は気になる。でかいけど器用。

Q=インサイド、アウトサイドでCTBを分ける場合と、SOとインサイドCTBをファイブエイスとする考え方の違いは?
A=ファイブエイスは、SOとインサイドCTBでゲームをコントロールするユニット。主にNZで使う呼び方。ちなみに、1969年NZに渡った伝説のWTB坂田好弘は背番号13をつけていた。なぜだと思う? スクラムハーフは9番、ファーストファイブエイスが10番、セカンドファイブエイスが11番、センターが12番、ウイングが13番、14番、フルバックが15番だったんだよ。背番号の付け方で考え方が違うのが分かるよね。

Q=村上さんを競技場で見かけたら声をかけていいですか?
A=どうぞ〜。「愛好日記見てます」と言ってくれたら、僕の笑顔を差し上げますよ。いらんね、そんなの(笑)。

【お答えします。パート2】おしまい。

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プロフィール

プロフィール写真【村上晃一】
京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。1986年度西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。ラグビーマガジン、ナンバー(文藝春秋)などにラグビーについて寄稿。J SPORTSのラグビー解説も98年より継続中。1999年から2015年の5回のラグビーワールドカップで現地よりコメンテーターを務めた。著書に「ラグビー愛好日記トークライブ集」(ベースボール・マガジン社)3巻、「仲間を信じて」(岩波ジュニア新書)、「空飛ぶウイング」(洋泉社)などがある。

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