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ラグビー愛好日記


December 17, 2016 8:18 PM /

天理、同志社、大学ラグビー選手権ベスト4進出

12月17日は、東大阪市の花園ラグビー場に行っていた。JSPORTSで大学選手権準々決勝の早大対同大の解説を担当した。焦点は早大の強力スクラムがどこまで同大に圧力をかけられるかだったのだが、早大がその強みを見せる前に同大が得点を重ねた。

前半3分、FB崎口銀二朗の突破からCTB石田幹太が先制トライ。16分にLO山田有樹キャプテンがラックサイドをついて2つ目のトライ。22分、崎口のトライに続いて、34分、サインプレーからWTB松井千士が一人、二人とかわして4つ目のトライをあげ、24-0と差をつける。同大の素早い展開に早大のディフェンスが対応できず、前半だけで33-0という大差がついた。後半もすぐに同大がトライを追加したが、ここから早大が反撃開始。やや動きの鈍った同大を攻め立て、12分、モールを押し込んでHO貝塚隼一郎がトライ。21分には、同大PR海士広大が3度目のコラプシング(スクラムを崩す原因になった反則)でシンビン(10分間の一時退場)となり、一気に流れは早大に傾く。自陣で反則やミスの続く同大に対し、早大は怒涛のアタックでWTB梅津友喜、本田宗詩が連続トライするなど点差を詰めたが、最後は届かなかった。

同大が大学選手権で早大に勝ったのは、1999年以来。山神孝志監督は「このチームの花園での最後の姿だなと思って観ていました」と感慨深げに話し始め、「この学年はタレントが揃っている。中央大学戦から伸びてきた......」などなどしゃべり続けていると、山田キャプテンが、「山神さん、しゃべり過ぎです」と突っ込む場面も。山田キャプテンは「大学に入って一度も年を越せなくて、悔しくて、だから、めちゃくちゃ嬉しいです!」と笑顔で語った。

一方、敗れた早大の山下大悟監督は「春から選手達はよくやってくれました。敗戦は僕の責任。想定が甘かったということです」と、いかにも悔しそうに語っていた。

取材をして第2試合を見ようと記者席に行ったら天理大が12-0とリードしていた。しかし、ここから慶大が粘りを見せる。前半34分、SH中鉢敦がラックサイドをすりぬけてトライを返し、12-7。天理大の山口知貴キャプテンの言葉を借りれば「スクラムは、やったり、やられたり」、押されたら、次はやり返すような一歩も引かない攻防が続く。前半は天理大がトライを追加して、19-7とリードしたが、後半も慶大は工夫された攻撃で天理の防御を何度も破り、一時は19-19の同点に。さらにトライの応酬が続いて、残り3分で29-24の5点差。またしても慶大が引き分けか、と思わせる展開だったが、最後は天理大がボールをキープしてタッチに蹴り出しノーサイド。関西王者がなんとか逃げ切った。

慶大の金澤ヘッドコーチは、「前半の最初に流れをつかめなかった。結果は残念ですが、慶應らしいラグビーを見せてくれたと思います」と潔いコメント。鈴木達哉キャプテンも「結果に悔いは残りますが、力は出し切りました」と清々しかった。

天理大の小松節夫監督は次のように語った。「京産大、同大が明治、早稲田と良い試合をしているのを見ていましたから、関西王者として恥ずかしくない試合をしたいと思っていました。慶大の強いディフェンスと、良いアタックに苦しめられましたが、天理にもいいプレーがありました。帝京にはうちのディフェンスがどこまで通用するかでしょう。チャレンジャーとして戦いたい」。

今年の大学選手権は東西の実力差が接近していると感じていたが、花園ラグビー場で関西のチームが早慶明という伝統校を破る結果となった。ベスト4の顔触れは、関東大学対抗戦Aが帝京大、関東大学リーグ戦1部が東海大、関西大学Aリーグが天理大、同志社大の2チーム。関西大学リーグの選抜チームを編成して試合を組み、様々な集客作戦で関西の大学生のモチベーションを高め、出場枠が3校に絞られた中で切磋琢磨するなど関西のラグビーファミリーが結束してレベルアップに励んできた結果ともいえる。長らく関東の壁に苦しめられてきた関西の大学ラグビーファン、関係者には笑顔があふれていた。

■全国大学選手権準々決勝結果
▼東京・秩父宮ラグビー場
京都産業大学●12-71○東海大学(前半12-31)
帝京大学○55-19●大東文化大学(前半24-7)
▼大阪・東大阪市花園ラグビー場
早稲田大学●31-47○同志社大学(前半0-33)
慶應義塾大学●24-29○天理大学(前半7-19)

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プロフィール

プロフィール写真【村上晃一】
京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。1986年度西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。ラグビーマガジン、ナンバー(文藝春秋)などにラグビーについて寄稿。J SPORTSのラグビー解説も98年より継続中。1999年から2015年の5回のラグビーワールドカップで現地よりコメンテーターを務めた。著書に「ラグビー愛好日記トークライブ集」(ベースボール・マガジン社)3巻、「仲間を信じて」(岩波ジュニア新書)、「空飛ぶウイング」(洋泉社)などがある。

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