突破力が魅力。元フィジー代表、38歳のベテランバックロー

フィジーの人口300人の小さな島で生まれ、6歳でラグビーを始めた。学校の対抗戦で一番競争の激しいスポーツだったため、10歳から本格的に専念したという。16歳でラグビーのためにニュージーランドのウェズレイカレッジに進学。高校卒業後にオタゴ大に通いながらオタゴでプレーし、20歳でタラナキとプロ契約した。

2005年には、タラナキでブリティッシュ＆アイリッシュ・ライオンズとの試合にも出場している。2007年はフィジー代表にも選ばれた。イタリアでプレーした後、2008年、サントリーに入団するために来日、2010年からはキヤノンで2シーズンプレーした後、2013年、Honda Heatに移籍し、日本国籍も取得した。2020年から釜石シーウェイブスに加入した。

昨季はNO8（ナンバーエイト）としてトップチャレンジ5試合に先発出場し、チームに勢いを与えた。今季、38歳ながら突破力はまだまだ健在。ボールキャリーとして存在感を示しそうだ。

◆兄ノアは元7人制フィジー代表で、そして弟のネミアも元フィジー代表のラグビー選手で、かつては豊田自動織機プレーし、現在はフランスでプレーしている。ニックネームは「マシ」。好きな食べ物はココナッツと魚。

TEXT by 斉藤健仁

• Q

  ニックネーム（もしくはこう呼んでほしい）

  マシ

• Q

  2022年の目標（ラグビーでもいいし、それ以外でもOK）

  もう少し身体のケアをする

• Q

  試合前に必ずすること

  リラックスする

• Q

  ラグビーを始めたきっかけ

  家族

• Q

  スマホで待ち受け画面にしているもの

  子供たち

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