スーパーラグビーでの実績十分。縦への突破力が魅力のアウトサイドCTB

父の影響でラグビーを始め、シドニー大学でプレーした。2012年は7人制オーストラリア代表でもプレーし、レベルズのトレーニングスコッドに入り、翌年スーパーラグビーデビュー。チームの最優秀新人賞に輝いた。当時は日本代表HO（フッカー）堀江翔太（埼玉パナソニックワイルドナイツ）がチームメイトだった。

後にPR（プロップ）稲垣啓太（埼玉パナソニックワイルドナイツ）、FB松島幸太朗（ASMクレルモン・オーヴェルニュ）が、レベルズ在籍時も一緒にプレーした。2019年からは尊敬するレベルズの同僚で元オールブラックスのSO（スタンドオフ）タマティ・エリソンがいたクリタウォーターガッシュ昭島に加入した。

2021年のトップチャレンジは順位決定戦も含め、入団以来すべての公式戦に13番をつけて先発。昨季も7試合に出場し、チームの要として活躍。大柄な体格ながら縦へのスピードもあるアウトサイドCTB。今季も中盤で攻守の要となる。

◆ニックネームはインゴー（Engo）。好きな食べ物はしゃぶしゃぶ。現在はオンラインで大学の講義も受講している勉強家で、将来は指導者の道も視野に入れている。日本語もかなり上達した。

TEXT by 斉藤健仁

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