※2021年 中島 イシレリ
日本代表選手紹介
中島 イシレリ
Isileli Nakajima
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生年月日
1989年7月9日
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出身
トンガ
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所属
コベルコ神戸スティーラーズ
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ポジション
PR(プロップ)
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身長/体重
186cm/125kg
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主な経歴
流通経済大学→NECグリーンロケッツ
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日本代表キャップ
8 ※2019年ワールドカップ日本代表
※2021年10月1日時点 -
ツイッター / インスタグラム
体格を買われてPRに転向。ワールドカップにも出場した人気者
2019年にPRに転向し、そのまま日本代表としてワールドカップにも出場を果たし、そのキャラクラーから、すっかり人気者になったのが中島イシレリだ。ヴァカウタ・イシレリという名だったが、2014年に日本人女性と結婚し、2015年に日本国籍を取得。現在の名前になった。
15歳でトンガのリアホナハイスクールでラグビーを始めて、当初はPR(プロップ)だったという。18歳から流通経済大学に進学。150kgの体重を活かし、突破力を武器としたNO8(ナンバーエイト)だったが、ケガも多かったという。4年時には関東大学リーグ戦の初優勝に貢献し「ベスト15」にも選ばれている。 大学卒業後はNECに入り、3年間プレー。2015年からは神戸製鋼に移籍した。なかなか出場時間を得ることができなかったが、2018年はバックローとして春から好調で、その勢いのまま、日本代表入り。さらに、2019年になり、その体格を買われて、高校時代にプレーしていた左PRに転向した。 トップリーグカップ、特別編成チーム「ウルフパック」で頭角を現し、ワールドカップ出場を果たした。2021年のトップリーグは開幕戦で先発し、トライを決めるもケガをしてしまい、途中欠場したが、それでも1番をつけて7試合に出場した。ケガの影響で春の日本代表には選ばれなかったが、今秋、再び日本代表に復帰した。 ◆憧れの選手はトンガ出身で、ニュージーランド代表のWTB(ウィング)ジョナ・ロムーだ。同級生のPRヴァル アサエリ愛とはトンガ時代に試合をしたことがあるというが、そのときは中島がPRで、ヴァルがバックローだった。ストレスの発散は温泉だ。口癖の「yeah boi」でも有名に。自らデザインしたマスクを販売している。
TEXT by 斉藤健仁
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