スチュアート・ホッグ
BK
BACKS
スチュアート・ホッグ
Stuart Hogg


PROFILE
- 生年月日
- 1992年6月24日
- 所属チーム
- エクスター・チーフス(イングランド)
- ポジション
- FB(フルバック)
- 身長/体重
- 180cm/93kg
- ライオンズキャップ
(テストマッチ) - 7(0)
※2013・17年ツアーメンバー
(2021年6月15日現在)
- スコットランド代表キャップ
- 85
※2015・19年ワールドカップメンバー
(2021年6月15日現在)
最後尾からダイナミックなランでチームを引っ張る存在で、「世界最高峰のFB」としてスコットランド代表の顔となっている。カウンターアタックが大きな武器だが、SO(スタンドオフ)、CTB(センター)としてもプレーできるスキルに長けた選手だ。
セブンズ発祥の地メルローズの出身で、兄のグラハムもスコットランド7人制ラグビー代表として活躍し、自身も7人制代表でもプレーしたことがあるように、スピードと決定力に秀でるランナーだ。2011年にグラスゴーでプロデビューを果たすと、2011-12シーズンからチームの中心として活躍。国際舞台でも2012年のシックスネーションズにおいて19歳で代表デビューを果たし、それ以降も代表に定着した。
2017年3月のシックスネーションズを最後に勇退した、元スコットランド代表指揮官のヴァーン・コッターの攻撃的なラグビーにもマッチ。スコットランドを2015年ワールドカップでベスト8、そして世界ランキング5位へと上昇させる立役者の1人となった。
また、2015年、2016年のシックスネーションズでも活躍し、大会MVPにも選出された。最年少で選ばれた2013年のライオンズのオーストアリア遠征に続き、2017年もニュージーランド遠征のメンバーに選出。2019年のワールドカップにも出場した。
2019-20シーズンからプレミアシップのエクセター・チーフスに移籍し、クラブの2冠に大きく貢献した。2020年からはスコットランド代表のキャプテンにも任命された。3度目のライオンズツアーでも、FBからのカウンターで攻撃をリードしたい。
◆高祖母の名字は「ベスト」で、サッカーの北アイルランド代表でイングランドのマンチェスター・ユナイテッドで活躍した名選手、ジョージ・ベストの遠縁にあたるという。ハリー・ポッターファンとしても有名で、作者のJK・ローリングからも「魔法使いになれる存在」と言われたことがある。
TEXT by 斉藤健仁