リーアム・ウィリアムズ
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BACKS
リーアム・ウィリアムズ
Liam Williams
PROFILE
- 生年月日
- 1991年4月9日
- 所属チーム
- スカーレッツ(ウェールズ)
- ポジション
- WTB(ウィング)/FB(フルバック)
- 身長/体重
- 188cm/85kg
- ライオンズキャップ
(テストマッチ) - 6(3)
※2017年ツアーメンバー
(2021年6月15日現在)
- ウェールズ代表キャップ
- 71
※2015・19年ワールドカップメンバー
(2021年6月15日現在)
ステップが得意で、独特なランでWTBとしてプレーすることが多いが、キックやハイボールキャッチも上手く、FBとしてもその能力を発揮できるバックスリーだ。
少年時代は地域の代表やプロクラブのアカデミーにも選ばれることがなかったため、16歳の時は製鉄所の職人見習いとして働きながら、アマチュアクラブでプレーを続けていた。20歳の時にスカーレッツと契約し、2011年にプロデビューを果たした。
2012年6月のバーバリアンズ戦でウェールズ代表初キャップを獲得し、2014年3月のシックスネーションズのスコットランド戦で初トライを挙げて、MOM(マン・オブ・ザ・マッチ)を獲得した。2017年のライオンズ遠征のメンバーに選ばれ、オールブラックス戦ではFBとして3試合に出場し、そのパフォーマンスが高く評価された。
2017年、現在の妻となったウェールズ人モデルがロンドンに居住していることもあり、プレミアシップのサラセンズに入団。2018−19シーズンはチームの2冠にも貢献した。2019年ワールドカップにも出場したが、フランス代表戦の後で途中離脱し準決勝は欠場した。2019-20シーズンからはスカーレッツに復帰。前回大会の経験を武器に今回のツアーでも決定力あるランで勝利に貢献したい。
◆愛称は「サンジェイ」で、ギリシャ旅行中にインド人俳優のサンジェイ・カポールに似ていると言われたことで、そう呼ばれている。BBCで人気の連載コラムを持っている。かつて吃音で苦しんでいた時期があり、言語療法で克服した経験を持つ。
TEXT by 斉藤健仁