ジェイミー・ジョージ
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FORWARD
ジェイミー・ジョージ
Jamie George
PROFILE
- 生年月日
- 1990年10月20日
- 所属チーム
- サラセンズ(イングランド)
- ポジション
- HO(フッカー)
- 身長/体重
- 181cm/108kg
- ライオンズキャップ
(テストマッチ) - 6(3)
※2017年ツアーメンバー
(2021年6月15日現在)
- イングランド代表キャップ
- 59
※2015・19年ワールドカップメンバー
(2021年6月15日現在)
欧州トップクラブのサラセンズで研鑽を積み、2度のワールドカップ出場を果たしたイングランドを代表するHOだ。セットプレーの技術はもちろんのこと、トライを挙げる機動力もある。
サラセンズのアカデミー出身で、10代の頃から各カテゴリーでの代表を経験し、2009年プレミアシップデビュー。元南アフリカ代表HOのスカルク・ブリッツらの下で研鑽を積み、サラセンズでは5度のプレミアシップ優勝と、3度のハイネケン・チャンピオンズカップ優勝を経験している。
2015年のワールドカップにも出場。2016年にエディー・ジョーンズHC(ヘッドコーチ)体制となってからは、常に代表に招集され続けている。ディラン・ハートリーの控えが長かったが、2017年、ライオンズのニュージーランド遠征メンバーに選出され、オールブラックスとのテストマッチ3試合全てに出場し、2試合目では突破力を見せてトライを演出した。以降、イングランド代表でも2番の座を徐々に掴み、2019年ワールドカップにも主力として準優勝に貢献した。
昨年のジョージア代表とのテストマッチでは、イングランド代表HOとして初のハットトリックも達成。ますます円熟味を帯びてきたプレーで、南アフリカ代表相手にワールドカップ決勝のリベンジを果たしたい。
◆ユーモアに溢れ、チームのムードメーカーの1人だ。友人とリハビリと理学療法のジムを経営している。サッカーはアストン・ヴィラのファン。昨年秋に結婚し、ライオンズ遠征にも参加するFB(フルバック)エリオット・デーリーが新郎の付添人を務めた。「オットー」という名の犬を飼っている。
TEXT by 斉藤健仁