コナー・マレー

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コナー・マレー
Conor Murray
コナー・マレー
PROFILE
生年月日
1989年4月20日
所属チーム
マンスター(アイルランド)
ポジション
SH(スクラムハーフ)
身長/体重
187cm/94kg
ライオンズキャップ
(テストマッチ)
11(5)
※2013・17年ツアーメンバー
(2021年6月15日現在)
アイルランド代表キャップ
89
※2011・15・19年ワールドカップメンバー
(2021年6月15日現在)
フィジカルとスキルに長けた世界最高峰のSH

ニュージーランド代表のSHアーロン・スミスと並んで、世界最高峰の呼び声高い187cmの大型SHだ。ワールドカップは3度出場し、ライオンズツアーにも3回目の参加で、アイルランド代表キャップは89を誇る。体格を活かした突破だけでなく、パス捌き、ボックスキックも上手い。

アイルランドのマンスター地方リムリック出身で、ラグビーと平行してゲーリックフットボールもプレーしていた経歴を持つ。U20アイルランド代表を経験後、2010年にマンスターに加入し、「Pro12」(現Pro14)で初優勝を経験した。それ以来、マンスター一筋でプレーを続けている。

アイルランド代表には、2011年ワールドカップ直前に初めて選出され、30名のスコッドに入り、ワールドカップでも堂々とプレーし、オーストラリア撃破にも貢献。さらに2013年のライオンズの豪州ツアーにも参加し、2014、2015年のシックスネーションズではアイルランドの連覇に貢献した。

2016年11月には、アイルランド代表が史上初めてオールブラックスを破った試合でもトライを挙げた。そして、2017年は再びライオンズのメンバーに選ばれ、9番をつけてオールブラックスとのテストマッチに出場。2戦目ではトライを取り、再び、勝利の大きな原動力となった。

2019年ワールドカップにも出場、今回の3度目のライオンズ遠征でも、当然、ゲームコントローラーの1人としての活躍が期待されている。

◆本名はゲラード コーナー・マレー。イケメン選手としても知られており、ガールフレンドは元ミスユニバース・アイルランド代表で、ロンドンで活躍するジョアンナ・クーパー。去年のロックダウン下、一緒に住み始め、さらにキャバリエプードルの「ケヴィン」を家族に加えた。元オーストラリア代表FL(フランカー)デービッド・ポーコックは、2005年にオーストラリア高校代表のアイルランド遠征時にマレー家にホームステイしたという間柄だ。

TEXT by 斉藤健仁

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