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サッカー フットサル コラム 2019年3月22日

選手を自由に招集できないコパ・アメリカ。逆境を利用して新チームを作ろうという森保監督の深慮遠謀

後藤健生コラム by 後藤 健生
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アジアカップで準優勝に終わった後、初めての親善試合に臨む日本代表のメンバーが集合し、合宿が始まった。

中島翔哉、南野拓実、堂安律の若手の3人組はメンバーに入ったものの、アジアカップ終了後に背中の痛みに悩まされ、所属のブレーメンでも出場できないでいる大迫勇也は不在。さらに、DFの吉田麻也や酒井宏樹、長友佑都といったベテラン=常連組が外れ、逆に香川真司がワールドカップ以来初めて招集されるなどメンバー編成は大幅に入れ替わった。

今回のようなメンバー構成になったのは、多分にコパ・アメリカを睨んでの選考だったからだ。

南米サッカー連盟主催の大陸選手権であるコパ・アメリカに招待されて出場するのだが、招待国である日本には選手を拘束する権利がない。大迫が所属するブレーメンは早々に大迫の招集拒否を表明した。

それはそうだ。昨年はワールドカップがあり、新シーズンに向けてのトレーニングに出遅れた大迫。その影響のせいか、故障に悩まされながら過ごしていたが、2019年1月にはアジアカップに招集され、準決勝、決勝に強行出場。決勝を終えてブレーメンに復帰したものの、その後もなかなか出場できないでいる。ブレーメンにとっても、トップでボールを収められる大迫は貴重な戦力であり、大迫の欠場は戦力的に大きなマイナスになっている。ブレーメンが、アジアカップで無理に出場させた日本協会に対して不信感を抱いたとしても不思議ではない。

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