3月10日にレギュラーシーズンを終えた第43回日本ハンドボールリーグ。男女の上位4チームによる「ANA CUP第43回日本ハンドボールリーグプレーオフ」が15日から開幕する。

日本選手権の再現を狙う豊田合成セブン

日本選手権の再現を狙う豊田合成セブン

プレーオフは昨シーズンから、プロ野球のクライマックスシリーズと同じ勝ち上がりのシステムであるステップラダー方式に変更された。3位、4位のチームは実力伯仲の相手との試合を3日間連続で勝たないと優勝にたどりつかないが、1位通過のチームは1試合のみ。レギュラーシーズンの順位がプレーオフの結果に大きく影響する方式で、3位、4位チームの下克上は心身ともに厳しく、難易度の高いミッションだ。

下位チームの下剋上は盛り上がりの1つの要因となるものだが、現実的にはレギュラーシーズンの順位がそのまま優勝への近さに直結する。とくに1位チームはFINALの1試合だけに集中できるアドバンテージがあり、それを活かして昨シーズンは男子・大崎電気、女子・北國銀行が頂点に立った。

両チームともに昨シーズンからケガ人や主力の引退、移籍などでメンバーの入れ替わりがあったが、シーズンをとおして大崩れすることなくレギュラーシーズンを走り切り、今シーズンも1位通過。

とくに北國は全勝こそ逃したものの23勝1分という圧倒的な数字を残している。持ち味のDFからの速攻で得点を重ねることができれば、5連覇の可能性は高い。2位・広島メイプルレッズ、3位・オムロン、4位・三重バイオレットアイリスは「OFのミスを減らすこと」が勝利へのカギになるだろう。

男子も同じく、レギュラーシーズン1位の大崎が有利だが、同2位の豊田合成にも注目したい。今年2月の日本選手権(熊本)ではチーム一丸となり、準決勝で大崎、決勝でトヨタ車体を破り初優勝。今、最も勢いのあるチームと言っても過言ではない。選手たちは初めて日本一に輝き、慢心するどころか、一番の目標に向かってよりいっそう気を引き締めている。3月の大崎との首位攻防戦は敗れたものの、2月には大同特殊鋼(レギュラーシーズン4位)に競り勝ち、車体(同3位)と引き分け。とくに大同戦は3点差を逆転されたあとに再逆転するなど地力の高さを見せつけた。持ち前の得点力に加え、今シーズンはDFも整備され、GK藤戸量介も好守連発と好調を維持する。さらにケガのため日本選手権を欠場したキャプテン小塩豪紀、GK坂井幹が復帰し、万全の体勢で試合に臨めそうだ。2ndステージでプレーオフ初勝利をつかめれば、日本選手権に続くタイトル獲得もけっして不可能ではない。

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