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野球 コラム 2019年3月12日

フレッシュな“4番”が豪快グランドスラム! 侍ジャパンがメキシコに雪辱を晴らした夜

野球好きコラム by 松山 ようこ
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メキシコ2連戦が行われた京セラドーム大阪

吉田正尚のフルスイングは多くのファンを魅了する。3月10日に行われた侍ジャパンのメキシコとの強化試合で、象徴するようなホームランが飛び出した。

初回だった。昨季、チーム最多の26本塁打を放ったオリックスの主砲は、侍ジャパンの4番に抜擢され、期待の起用に応える先制の満塁ホームランを放ってみせたのだ。

前夜、悔しい逆転負けを喫しただけに、いきなりの爽快な一発。当然、スタジアムの興奮のボルテージは一気に最高潮に達した。

ふと思い出されたのは、とある試合前のフリー打撃。吉田が次々と豪快なスイングでボールをスタンドに叩き込んだため、ファンがどよめき、歓声まで起きた。

試合前練習で場内があれほど盛り上がるのは、なかなか見られない光景だったので、とても印象的だった。

さらに、この日の吉田は7回一死1・3塁の場面でも、見惚れるような美しいフルスイングで、きっちりと犠牲フライ。5打点目をあげてみせた。この日のSNSは、「吉田祭りだ!」「吉田、すごすぎ!」と続々とファンが色めいた。

なお、第1戦でも5番に座った吉田は、初回に二死1・3塁からセンターへのタイムリーヒットで先制点を叩き出している。

昨季も、満塁ホームランやサヨナラホームランで、勝負強さを印象づけた主砲が、侍ジャパンのユニフォームを着ても、同じように勝負強さを披露したのだ。稲葉監督も手放しで褒め称えた。

「やはり勝負強い。初見の投手でも、しっかり自分のタイミングで合わせていける。一発勝負という場面で、彼の勝負強さは魅力的ですね」。

“テスト”の意味合いが強いこの代表の強化試合で、吉田は候補者として堂々たる名乗りをあげた。

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