セヴ・リース

初トライをあげ、16回のボールキャリーで153mゲインという大活躍をしたセヴ・リース

スーパーラグビー2019第5節は、3月15日、16日に行われるが、南アフリカカンファレンスのブルズ、シャークスと、ニュージーランド(NZ)カンファレンスのブルーズは試合がない。残る12チームによる6試合が行われる。

第4節を終え、NZカンファレンスのクルセイダーズが4戦全勝(勝ち点17)で総合首位に立っている。第4節でも、同じNZのチーフスを57−28という大差で下した。この試合がデビューとなったWTBセヴ・リース(179cm、87kg、22歳)が初トライをあげたほか、16回のボールキャリーで153mゲインという大活躍。クルセイダーズは、ここまで2勝2敗のハイランダーズ(NZ)とアウェイのダニーデンで対戦する。

クルセイダーズを追うNZ2位のハリケーンズは、第4節でハイランダーズにリードを許しながら終了間際のSOボーデン・バレットの決勝PGで勝利した。第5節はアウェイでチーフスと戦う。NZ同士の順位争いは、めまぐるしくボールが動く。今節も目が離せない。

オーストラリアカンファレンスは、第2節が休みだったレベルズが、3戦全勝(勝ち点12)で首位。前節は同じカンファレンスのライバルであるブランビーズと接戦を繰り広げたが、29−26で競り勝った。第5節は南アフリカ・ヨハネスブルグに乗り込み、昨シーズン準優勝のライオンズと対戦する。真価が問われる一戦だ。南アフリカカンファレンスの首位は3勝1敗のブルズ(勝ち点13)だが、残り4チームがすべて2勝をあげる大混戦となっている。

第4節でブルーズに惜敗したサンウルブズは、日本に戻り、オーストラリアのレッズを迎え撃つ。レッズは、第1節は休みでその後3連敗。しかし、PRタニエラ・トゥポウ(175cm、128kg、22歳)、LOアイザック・ロッダ(202cm、119kg、22歳)、ハリー・ホッキングス(206cm、118kg、20歳)、FLリアム・ライト(193cm、97kg、21歳)ら将来性豊かな選手が多い。加えて爆発的な突破力を誇るCTBサム・ケレヴィ(186cm、108kg、25歳)、WTBセファ・ナイヴァル(186cm、101kg、27歳)もおり、決して侮れない相手だ。

サンウルブズは、昨年はレッズと1勝1敗。2018年5月12日の秩父宮ラグビー場では、63−28と大勝している。リーチ マイケル、福岡堅樹、姫野和樹、グラント・ハッティング、マイケル・リトルらが好パフォーマンスを見せ、WTBホセア・サウマキが3トライ、SOヘイデン・パーカーは100%のプレースキック成功率と、それぞれが特徴を出す戦いだった。

現在、ラグビーワールドカップトレーニングスコッドは沖縄合宿中で、サンウルブズのメンバーはここまで4試合を戦った選手が軸になるだろう。それでも、今季のサンウルブズは初戦のシャークスに完敗した以外は、オーストラリア代表、ニュージーランド代表選手を多数含むチームを互角の勝負を繰り広げてきた。自信を持って戦えるはずだが、第3節、4節で規律が乱れて惜しい星を落としている。5週連続の試合で疲労もあるはずだが、課題となっている反則を減らし、丁寧な戦いで今季のホーム初勝利をもぎ取ってもらいたい。

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村上 晃一
ラグビージャーナリスト。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。現役時代のポジションは、CTB/FB。86年度、西日本学生代表として東西対抗に出場。87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者として活動。

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