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野球 コラム 2019年3月5日

平野佳寿、遅めの調整と新球カーブ

MLBコラム by J SPORTS 編集部
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オープン戦初登板で好投したロサンゼルス・ドジャースの前田健太が、ピッチングの幅を広げるべく、新しい球種と新たな握り方に取り組んでいるのは既報の通りだが、この春に自身の武器の強化を目論んでいる日本人投手は彼一人ではないらしい。

少し前の記事になるが、先月27日付で『MLB.com』に掲載された記事によると、アリゾナ・ダイアモンドバックスのクローザー候補の1人である平野佳寿も、この春季キャンプで新球種を試しているとのことである。以下は、その記事の抜粋である。

「今季の打者はダイアモンドバックスのリリーフ投手であるヨシヒサ・ヒラノと対戦する際、これまでにない投球に注意しなければならないかもしれない。

くだんの右腕は水曜(現地27日)に行われた韓国の球団NCダイノスとの練習試合でカーブを2球投げたのである。

2年契約で日本からやって来たヒラノは、ダイアモンドバックスでの2018年は75試合に登板して防御率2.44を記録する素晴らしいシーズンを送った。

彼はこれまで、速球にスプリットとスライダーを織り交ぜて投げてきた。では、なぜ彼はカーブに取り組んでいるのだろうか?

「それは、僕のスライダーには落差がほとんどないからです」とヒラノはにこやかに語った。

水曜に投げたカーブは確かに落差があり、打者の1人を内野ゴロで打ち取ったほか、もう1人の打者に対してはカウント序盤でストライクを取った。

この後者が恐らくヒラノのカーブを使う理由であろう。アウトを取る投球ではなく、カウント序盤でストライクを取りに行く球だ」。

なお、平野は現地2日のエンゼルスとの練習試合で登板し、1回を無安打無失点に抑えたが、これは通常のオープン戦ではなく”B”ゲームと呼ばれる練習試合だった。

その理由について、『MLB.com』に掲載された記事では、「チームは2018年にヒラノと(アーチー)ブラッドリーの負担した仕事量の多さを考慮し、この春は少し遅めの調整にしている」と報じている。

J SPORTS編集部

J SPORTS 編集部

 

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