右腕と左腕。本格派に技巧派。ベテランからルーキーまで。最大10人が並ぶキャンプ地名物のブルペンでは、多種多様なピッチャーが投げ込みを行う。

第2クールからは紅白戦が続き、17日に行われた10イニングス制の試合では13人がマウンドへ上がった。春季キャンプも折り返し地点を過ぎて、先発陣は輪郭が見え始めているが、救援陣はクローザー以外の起用法が固まっていない。

開幕まで続きそうな競争を、首脳陣とファンが気を揉みながら見守ることになりそうな状況だ。そこで、力のある投手が多い救援陣を最大化できるかもしれない策として、バファローズ版のオープナー運用を考えてみた。

MLBの戦術とは似て非なるので、当コラムでは勝手に“猛牛リレー”と呼んでいる。

「救援投手3人の継投で1試合をまかなう」、のがその概要だ。

以前は吉田一将→山本由伸→増井浩俊による継投を例に挙げたが、今回はセットアッパー候補と、先発に挑戦している5人の起用を中心に考えたい。具体的に、以下の先発ローテーションでシミュレーションする。

1 山岡泰輔
2 アルバース
3 エップラー
4 山本
5 ディクソン(田嶋大樹)
6 “猛牛リレー”

6の“猛牛リレー”では吉田一、近藤大亮、澤田圭佑、黒木優太、小林慶祐の5人でグループを作り、そのうちの3人が「第1先発(1〜3回)→第2先発(4〜6回)→第3先発(7〜9回)」として1試合を投げ切る。

3人の登場はそれぞれ1・4・7回で固定し、予定のイニングを消化できずに降板した場合は、救援投手にリリーフを仰いで次の“先発”までつないでもらう。

第1〜3先発の3人は「1」〜「3」の試合でブルペン待機し、必要があればそれぞれが別々の試合でセットアッパーを務め、必要がなければ休養する。

グループで投げなかった2人は、翌週の「1」〜「5」の試合で救援陣に加わるのが基本的な流れだ。

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