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モーター スポーツ コラム 2019年1月18日

初参戦!小林可夢偉が語るデイトナ24時間

モータースポーツコラム by J SPORTS 編集部
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世界3大耐久レースの一つであるデイトナ24時間レース。昨年はF.アロンソの参戦が話題となったが、今年一番の注目は電撃的に参戦を表明した小林可夢偉だろう。しかもF.アロンソと同チーム、強豪コニカミノルタ・キャデラックDPi-V.R.からの参戦。初参戦で優勝も大いにあるという状況は注目せざるを得ない。初のデイトナ24時間に挑む今の心境を伺った。

小林可夢偉

欧州とは異なる耐久レース。大事なのは最後の1時間

J SPORTS:
今日はチームスポンサーのコニカミノルタさんへ訪問しましたが、熱狂的に迎えられましたね。

可夢偉:
長年コニカミノルタさんがチームをスポンサードしてくれているお陰で、日本人に対してはファミリー的な暖かい感覚で付き合ってくれるので、いい関係を取れています。コニカミノルタさんは世界で4万人以上もの社員がいるとのことですが、それだけ大きい会社の本社にこのように迎えて頂き、日本人ドライバーとして、日本のスポンサーと供にデイトナを戦うことを凄く誇りに思いました。改めて気が引き締まりましたよ。

朝早い訪問ではあったが、コニカミノルタ本社では100名以上の社員が出迎えた。

朝早い訪問ではあったが、コニカミノルタ本社では100名以上の社員が出迎えた。

J SPORTS:
デイトナのテストが終わったばかりですが、感想は?

可夢偉:
テストでどれだけのパフォーマンスが出せるのか難しい面もあったのですが、自分の中でやらなければならない事に優先順位をつけトライしました。まずはサーキットと車に慣れ、しっかり準備すること。そしてWECでもチームメイトですが、フェルナンド(アロンソ)や周りのドライバーとコミュニケーションを図り、ドライバーがやらなければならない方向を定める、という2点をメインに行った3日間でした。 レースまで時間がありますが、ドライバー、チームともに宿題を持って帰っています。ドライバーはオンボードをみて改善的すべき点を洗い出し、24時間を戦うのでチームは車の速さだけでなく信頼性を高めたり、ピットストップのローテーションを組んだりと色々ありますよ。

J SPORTS:
可夢偉選手の個人的な課題を教えてください。

可夢偉:
デイトナは欧州の耐久とはルールが違います。イエローが出るとき、フルコースイエローが無いのでセーフティーカーが出てしまうと、どれだけ順位が離れていようがマージンは無くなりグループが一緒になってしまう。そういう意味ではいかに最後の1時間のために良い車を作っていけるかが大事なんですよ。そこに向けたセッティング、最初の1~2時間ではなく、最後の23~24時間目に向けたセッティングが一番大事なんですよ。

ドライバーとしてはWECと比べGTクラスとの速度差があまり無いことだったり、コースのインフィールドが狭いのでトラフィック処理をいかにリスクなくやるかが課題ですね。 最後のスティントを担当するドライバーは多少リスクを冒さなければならないですが、それまでの担当は車の準備をするというイメージでリラックスしながら、リスクをとらないという方向で臨みたいです。

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