22節のチェルシー戦は上々の出来だった。1−2で敗れたとはいえ、攻守の切り替えはスムーズだった。今シーズンのなかではベストゲームであり、熱狂的な現地サポーターも満足したに違いない。それにしても……。

ニューカッスルは、なぜ積極的に振る舞えないのだろうか。ラファエル・ベニテス監督は基本的に籠城する。失点を恐れるあまり、必要以上に低く構える。余計なスペースを与えなくないのだろう。22節終了時点の失点31はマンチェスター・ユナイテッド、アーセナルよりも1点少なく、リーグ全体でも8位の好データだが、残念ながらフットボールは、失点数を争う競技ではない。

リヴァプール体制下のリヴァプールでチャンピオンズリーグを勝ち取ったジェイミー・ギャラガー(現コメンテイター)は次のように語った。

「ラファは練習時間の大半を守備の確認に使っていた。前線の選手たちは退屈そうにしていたよ」

人は簡単に変われない。ベニテスにユルゲン・クロップを、ジョゼップ・グアルディオラを求めるのは酷な話だ。しかし、フットボールは日々進化し、情報はアップデートされている。ベニテスがバレンシアを率いてUEFAカップを制したてから15年が経ち、《イスタンブールの奇跡》からも14年が過ぎている。失点回避にウエートを置きすぎたゲームプランは時代後れであり、ジョゼ・モウリーニョもユナイテッドで同じような過ちを犯している。ベニテスは、変わりゆく環境に適応しなければならない。

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