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ラグビー コラム 2019年1月11日

天理大学、初の日本一と関西勢34年ぶりの優勝を賭け明治と激突。ラグビー大学選手権

ラグビーレポート by 斉藤 健仁
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1月12日(土)、東京・秩父宮ラグビー場で、第55回目のラグビー全国大学選手権の決勝が行われる。

準決勝で帝京大学の連覇を止めた関西王者・天理大学は、昨年度準優勝の明治大学(対抗戦3位、4位扱い)と対戦する。天理大にとっては、2011年度以来、2度目の決勝進出となった。

なお、天理大は今シーズン練習試合で2度、明治大と対戦し、5月に24-17、8月には24-19で勝利している。

モールからトライを奪うCTBフィフィタ

まず簡単に、1月2日の大学選手権9連覇中の帝京大(関東対抗戦1位)との準決勝を振り返っておきたい。

前半6分に帝京大はSO(スタンドオフ)が脳しんとうの疑いあるために交替し、攻撃にリズムがでない。

その隙を見逃さず、「前半最初からフィジカルにいこう」とHO(フッカー)島根一磨主将ら天理フィフティーンは、その積極的にアタックを仕掛ける。

前半11分、ボールを広く動かしてエースWTB(ウィング)久保直人(4年)が右端にトライ。

悲願の初優勝へあと1つ

さらに19分、天理大が自慢のFW(フォワード)が武器であるスクラムを押し込んで、相手が故意に崩したということで、ペナルティトライの判定で12-0とした。

その後は帝京大の攻撃を、粘り強いディフェンスで守り切り、そのまま、12-0とリードして折り返した。

後半4分、選手交替も使って、ギアを入れてきて帝京大にトライを許し12-7と5点差に迫られる。

ただ、天理大の運動量は落ちることなくタックルを繰り返し、スクラムでは相手を圧倒して、後半だけで4度のペナルティを誘い、ゲームの主導権を握る。

13分には、プレー中からモールを組んで、CTB(センター)シオサイア・フィフィタ(2年)がトライを上げて19-7。

19分にはスクラムを起点に攻撃し、WTB久保が抜け出して、最後はNO8(ナンバーエイト)ファウルア・マキシ(4年)が中央にトライを挙げて26-7。

29分、SO松永拓朗(2年)のPG(ペナルティゴール)で勝負を決めた。最後まで天理大の守りは堅く、そのまま29-7で勝利。天理大が3度目の挑戦で初めて帝京大に勝ち、7年ぶり2度目の決勝進出を決めた。

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