大学日本一に王手を懸けた。リベンジマッチとなった準決勝・早稲田大学との一戦は激闘の末、4点差で明治大学に軍配が上がった。 2年連続となる決勝の舞台で迎え撃つ相手は、7季ぶり2度目のファイナリストとなった天理大学。ここ数年息を潜めていた関西の王者が今季、再び息を吹き返した。

最後の挑戦が始まる

明治は22年ぶりの優勝を懸け、1月12日(土)に秩父宮ラグビー場で激突する。

関西大学Aリーグ3連覇中の天理大。そのチーム力の高さは先日の準決勝で如実に証明された。

選手権10連覇が懸かっていた絶対的王者・帝京大学に対しエリアを効果的に使い圧倒。最終的に29-7で快勝し、ついに大学ラグビー界の均衡を破って見せた。

U20(20歳以下)日本代表に抜擢されたNO8(ナンバーエイト)ファウルア・マキシを筆頭とした留学生選手たちの突破力や、フィットネスを武器とするだけではない。

今年度の天理大の売りはあくまでディフェンス力だ。先日の帝京大学戦では「規律のあるディフェンスが勝利に結びついた」と天理大の小松節夫監督は言う。

失点の少なさから伺えるように、ブレイクダウンでは人数でプレッシャーを与え続け、相手にゲインラインを割らせなかった。

タックル後のリアクションスピードの速さ、そしてスキを見てのオーバーラック。『一手一つ』のスローガンにふさわしい規律のあるディフェンスが、80分間を通じて体現されていた。

しかし、明治も負けてはいない。選手たちは早稲田戦の勝因について皆口をそろえて「ディフェンス」だと語る。

特に後半の30フェーズ以上にも渡る早稲田のアタックを粘り強く耐え抜き、敵陣までボールを運んだシーンがまさにそれを象徴していた。試合後、田中澄憲監督も勝利は「全員のディフェンスに尽きる」と振り返った。

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