接戦だっただけに一体どのチームが今シーズンの主導権を握ることになるのか、まだまだ予想するのは難しいと言えます。そんな中、表彰台は獲得ならなかったものの、エースのセバスチャン・ブエミがトップ争いを展開した「日産e.dams」には今後大きな期待を抱いてしまいます。特に第2戦・マラケシュ市街地はブエミが得意とするコース。シーズン3から開催されているマラケシュのレースで最初のウイナーになったのがブエミでした。シーズン4も2位表彰台を獲得するなど、ブエミにとって相性が抜群に良いコースですから、日本の自動車メーカーとして初めてワークス参戦した「日産」の初優勝に期待しましょう。

そしてブエミのチームメイトになったオリバー・ロウランド(日産)もグリッド降格のペナルティを受けながらもブエミに続く7位フィニッシュ。日産からの初陣で、チャンピオン経験があるチームメイトに続く結果を残したのです。これは期待以上のパフォーマンスだったと言えます。そういう意味では今後、ロウランドの覚醒にも大いに期待。開幕戦で戦える状態にあることは分かった日産に注目してレースを観戦すると、より「フォーミュラE」の面白さが見えてくるのではないでしょうか。

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辻野 ヒロシ
1976年 鈴鹿市出身。アメリカ留学後、ラジオDJとして2002年より京都、大阪、名古屋などで活動。並行して2004年から鈴鹿サーキットで場内実況のレースアナウンサーに。
以後、テレビ中継のアナウンサーやリポーターとしても活動し、現在は鈴鹿サーキットの7割以上のレースイベントで実況、MCを行う。ジャーナリストとしてもWEB媒体を中心に執筆。海外のF1グランプリやマカオF3など海外取材も行っている。

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