粘り強さが勝利を引き寄せた。後半は早稲田の強力BK(バックス)を中心としたアタックを受けるも、決してひるむことはなかった。

田中澄憲監督が「勝因はディフェンスに尽きる」と語るようにチームの守る意識は対抗戦の時とは別物だった。それを象徴していたのは後半10分からの4分間だ。

粘りのディフェンスが坂のトライを生んだ

早稲田の連続攻撃は35フェーズにも及んだが、自陣22mライン付近で食い止め続けた。最後はPR(プロップ)祝原涼介(情コミ4=桐蔭学園)のタックルで相手がボールをこぼしターンオーバー。

猛攻をしのいだ明治は、直後の19分にFW(フォワード)戦から追加点となるトライを獲得。「粘れたことで自分たちの流れにすることができた」(NO8/ナンバーエイト坂和樹・政経3=明大中野八王子)。

しかし、簡単に終わらないのが明早戦。後半38分に早稲田にトライを奪われ、4点差まで追い詰められた。1トライも許されない状況でのキックオフボールは深く蹴った。

「今日のディフェンス力なら敵陣からのアタックでトライを奪われることはない」(福田健)。

早稲田もボールをつなぎ猛攻を見せてきたが、最後は朝長駿(農4=長崎北陽台)が、得意のジャッカルを決めノーサイド。早稲田にリベンジを果たした。

優勝まであと一歩。残すは天理大学を倒すのみとなった。「スローガン通り"Exceed"するだけ」(井上)。22年ぶりの優勝を懸け最後の大一番に臨む。

文:鈴木貴裕/写真:高橋昇吾(明大スポーツ)

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