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今回のロシア選手権では、男子シングルではマキシム・コフトゥン、アイスダンスではニキータ・カツァラポフという、ロシアフィギュアスケート界の二大放蕩息子が、優勝というお土産を引っさげて帰還することになった。
優勝のヴィクトリア・シニツィナ&ニキータ・カツァラポフについては、エカテリーナ・ボブロワ&ドミトリー・ソロビヨフが今季休養で、アレクサンドル・ジューリンコーチの指導を中心的に受けられたことが、実力と成績アップに繋がったことは間違いないだろう。
彼等には確かに華があり、アイスダンスに相応しいカップルだ。ヨーロッパ選手権では、ライバルであるアレクサンドラ・ステパノワ&イワン・ブキンとともに、「ヨーロッパ選手権ではガブリエラ・パパダキス&ギヨーム・シゼロンを脅かしたい」と自信に満ちた意気込みを語った。
ステパノワ&ブキンも持てる力を出し切った。彼等を叱咤激励するタチアナ・タラソワとともに、カルガリー五輪金メダリストのナタリア・ベステミアノワも、パートナーであったアレクサンドル・ブキンの息子のイワンを当然ながら非常に可愛がっており、その成長を熱心に見守っているが、ぜひ燃えるようなカリスマ性も彼等に伝授してほしい。
この二強の他にも、個性溢れる実力派が勢揃いした。
ソフィア・エフドキモワ&エゴール・バジンは、地味ではあるけれども地道な努力が実を結び、大舞台でも静かに美しい花を咲かせ三位に入賞、ヨーロッパ選手権への切符を手にした。
4位のべティナ・ポポワ&セルゲイ・モズゴフは自由奔放な魅力のあるカップルで、人としても相性がとても良さそうだ。フリーの『巨匠とマルガリータ』(20世紀ロシアの文豪、ミハイル・ブルガーコフの傑作が原作の映画サウンドトラック)は彼等のお茶目で悪戯っ子な個性にぴったりだった。6位入賞の若くユニークなアナスタシア・シュピレワヤ&グリゴリー・スミルノフは、新しい風を吹き込み、ニュージェネレーションの存在を印象づけた。
8位のアナベリ・モロゾワ&アンドレイ・バギンも順調な成長ぶりを見せ、モロゾワの父、ニコライ・モロゾフの「お父さんの笑顔」も話題になった。 昨年の世界ジュニアチャンピオンのアナスタシヤ・スコプツォワ&キリル・アリョーシン(5位)も、今後が楽しみな伸びしろ一杯の実力を見せた。
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