なお、平成となってから初優勝した高校は熊谷工業、啓光学園、相模台工業、西陵商業、東海大仰星、東福岡、桐蔭学園の7校で、もし今年度の大会で大阪桐蔭が優勝すると8校目となる。

また、公立校で優勝したのは熊谷工業、伏見工業が3度、相模台工業が2度、西陵商の7回のみであり、圧倒的に私立が優勢ということがわかる。公立校の優勝は2005年(平成17年度)の伏見工業以来ない。

平成最後の大会となる1月7日の決勝では、大阪桐蔭が初優勝校し、大阪勢として平成で15回目の優勝なるか。

はたまた桐蔭学園が優勝すれば初の単独優勝となり、神奈川県勢としては平成で4度目の優勝となる。平成最後の王者はどちらになるだろうか。

いずれにせよ平成30年を振り返ると最初の10年間は相模工大の連覇を筆頭に、熊谷工業、国学院久我山と狹讚瓩粒惺擦盍慇樟と張り合っていたことがよくわかる。

次の10年間は4連覇を含む5度優勝した啓光学園が席巻した時代だった。そして最後の10年間は東福岡と東海大仰星の「2強」が高校ラグビー界を引っ張ったといえよう。

◆平成30年間の花園優勝校

1989年(平成元年)度 天理(奈良)6度目
1990年(平成 2年)度 熊谷工業(埼玉)初優勝
1991年(平成 3年)度 啓光学園(大阪)初優勝
1992年(平成 4年)度 伏見工業(京都)2度目
1993年(平成 5年)度 相模台工業(神奈川)初優勝
1994年(平成 6年)度 相模台工業(神奈川)2度目&2連覇
1995年(平成 7年)度 大阪工大高(大阪)4度目
1996年(平成 8年)度 西陵商(愛知)初優勝
1997年(平成 9年)度 国学院久我山(東京)5度目
1998年(平成10年)度 啓光学園(大阪)2度目

1999年(平成11年)度 東海大仰星(大阪)初優勝
2000年(平成12年)度 伏見工業(京都)3度目
2001年(平成13年)度 啓光学園(大阪)3度目
2002年(平成14年)度 啓光学園(大阪)4度目&2連覇
2003年(平成15年)度 啓光学園(大阪)5度目&3連覇
2004年(平成16年)度 啓光学園(大阪)6度目&4連覇
2005年(平成17年)度 伏見工業(京都)4度目
2006年(平成18年)度 東海大仰星(大阪)2度目
2007年(平成19年)度 東福岡(福岡)初優勝
2008年(平成20年)度 常翔啓光学園(大阪)7度目

2009年(平成21年)度 東福岡(福岡)2度目
2010年(平成22年)度 東福岡(福岡)3度目&2連覇、桐蔭学園(神奈川)初優勝
2011年(平成23年)度 東福岡(福岡)4度目&3連覇
2012年(平成24年)度 常翔学園(大阪)5度目
2013年(平成25年)度 東海大仰星(大阪)3度目
2014年(平成26年)度 東福岡(福岡)5度目
2015年(平成27年)度 東海大仰星(大阪)4度目
2016年(平成28年)度 東福岡(福岡)6度目
2017年(平成29年)度 東海大仰星(大阪)5度目
2018年(平成30年)度 大阪桐蔭(大阪)or 桐蔭学園(神奈川)

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斉藤 健仁
スポーツライター。1975年生まれ、千葉県柏市育ち。ラグビーと欧州サッカーを中心に取材・執筆。エディー・ジャパン全試合を現地で取材!ラグビー専門WEBマガジン「Rugby Japan 365 」「高校生スポーツ」の記者も務める。学生時代に水泳、サッカー、テニス、ラグビー、スカッシュを経験。「エディー・ジョーンズ 4年間の軌跡」(ベースボール・マガジン社)、「ラグビー日本代表1301日間の回顧録」(カンゼン)など著書多数。≫Twitterアカウント

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