「チームにとって一番の強みなので、そこがぶれてしまうとチームとしてもぶれてしまう。そこのメンタルの部分をコントロールしなければいけないなと思ったので、あの2人には特に声かけをしていました」と語る中村自身も、チームにいる間はブバカー・ンディアイエとバドゥマニ・クリバリとできる限り対話するようにしていた。表彰式後の記念撮影が終わった後、同級生であるンディアイエとお互いに涙を流しながらハグをしながら話していたシーンは、キャプテンとして成長したことを示すものだったと言っていい。

全国制覇という目標を達成できなかったといえ、中村は新たな歴史を作ったチームのキャプテンを務めたこと、兄の浩陸がいた2015年の4位を超えたことに誇りを持っていいだろう。3年間厳しい指導をし続けた常田コーチも、最後は「キャプテンにした甲斐はあったと思う。胸を張ってほしい」とねぎらった。

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青木 崇
NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。

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