〈世界の部〉
1位:フランス、堅実なサッカーでW杯制覇
2位:モドリッチ、最優秀選手に選出
3位:迷走のレアル、それでもタイトルを死守
4位:C・ロナウド、ユベントスへ移籍
5位:リベルタドーレス決勝でのドタバタ劇

こちらも、やはりワールドカップ・イヤー。フランスの2回目の戴冠をはずすわけにはいかない。だが、いわゆる「シャンパン・サッカー」ではなく、1998年の初優勝の時と同じく守備をベースにした堅実なサッカーでの勝利だった。

1998年にフランスが優勝した時、フローラン・ダバディ氏は「初めての優勝はどんな形の優勝でもうれしい。だけど、2回目はフランスらしい攻撃サッカーで勝ってほしい」と言っていたが、ディディエ・デシャン監督はやはり「勝つためのサッカー」を選択した。キリアン・ムバッペなどの若手が成長する4年後は、ぜひ攻撃的なフランスを見てみたい。

そして、そのワールドカップで大健闘をしたのがクロアチア。中でも延長戦の連続で疲労がたまりながらも、最後まで足を止めずにゲームを作ったルカ・モドリッチの活躍が光り、モドリッチは「FIFA年間最優秀選手賞」を受賞。リオネル・メッシとクリスティアーノ・ロナウドによる独占をついに破った意義ある受賞だった。

その、クリスティアーノ・ロナウドは、レアル・マドリードを離れてイタリアのユベントスに移籍。新天地でも着実にゴールを積み重ねている。プレミアリーグ、リーガセスパニョーラに続いて、セリエAでも得点王を受賞することができるのか……。

僕は2003年に18歳になったばかりのロナウドにロング・インタビューをしたことがある。まだ、スポルティングに所属していた頃だが、もうポルトガル代表デビューも果たしていた。実に陽気な青年で、その年の夏にトゥーロン国際を取材していたら、ロナウドの方から僕に声をかけてきたこともあった。それから15年、当時は想像もできないような大出世である。

さて、来年はどんなニュースにびっくりさせられるのか。楽しみにしたい。

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後藤 健生
1952年東京生まれ。慶應義塾大学大学院博士課程修了(国際政治)。64年の東京五輪以来、サッカー観戦を続け、「テレビでCLを見るよりも、大学リーグ生観戦」をモットーに観戦試合数は3700を超えた(もちろん、CL生観戦が第一希望だが!)。74年西ドイツ大会以来、ワールドカップはすべて現地観戦。2007年より関西大学客員教授

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