今季も混戦模様は変わらずか!? 優勝2回のカーフが今のところトップを走る

ジャエリン・カーフ

カーフは昨季も優勝回数はラフォンを上回っていた

前回のコラムで、「平昌金メダリストのペリーヌ・ラフォン(FRA)は必ずしも他を大きく引き離した存在ではない」といった旨を書いたが、女子はやはりその通りになりそうな展開だ。

これまでの3戦で、ジャエリン・カーフ(USA)が2勝で総合ランキング1位。ラフォンが1勝で総合2位。そこに表彰台2回のユリア・ギャリシェバ(KAZ)が続いている。

注目したのは、総合順位の4位以下。4位のジャカラ・アンソニー(AUS)、5位のテス・ジョンソン(USA)は大混戦の女子をさらに面白くしてくれそうな要注目の新鋭だ。

一方で、ブリトニー・コックス(AUS)、ジャスティン・デュフォー-ラポイント(CAN)は出遅れ、それぞれ総合12位と18位。ただし、この両者が巻き返しを図る時間はまだまだ十分にある。

JAPANチーム男子2強は予想通りの活躍。女子は3選手が世界選手権出場権を得る

予想された通り堀島行真、原大智はトップ戦線で健闘。第2戦で2位表彰台に上がった堀島は第3戦の段階で総合3位。原は第3戦の予選落ちが響き総合では10位だが、第2戦ではスーパーファイナルに進出している。

一方、今季はあまり期待されていなかった女子は、まずまずの健闘といえるだろう。W杯出場3シーズン目の冨高日向子が、第3戦タイウー大会DMで4位で総合6位。そして、日本選手最年長(29歳)の星野純子が目立っている。開幕戦は7位、第2戦タイウー大会MOでスーパーファイナルに進み6位。かつて、複数のW杯表彰台経験もあるベテランが30歳を前に奮起しているのだ。

さて、そんなJAPANチームだが、2月に行われる世界選手権には誰が出場できるのだろうか?
SAJが公表している条件は次の2つだ。

(1) 2018/2019 シーズンの FIS WC 予選通過者
※該当者多数の場合は、個人エントリー締め切り日時点での WC 種目別スタンディングス 上位から順に選考する。
(2)前回世界選手権大会種目別優勝者

(2)は前回大会のMO、DMで優勝した堀島のみが該当。他の選手は今からどうすることもできない。

さて、注目すべきは(1)だ。第3戦までの段階で、この条件を満たしているには男子は堀島、原、女子は冨高、星野、そして開幕戦で決勝に進出した住吉輝紗良だ。ほかに、今季、W杯メンバーに選ばれている藤木豪心、四方元幾にも過去の実績を考えると十分にチャンスはあり。年明けの北米ラウンドは、その視点でもチェックしていきたい。

堀島行真

堀島の実力はホンモノ。今後の北米ラウンドでは優勝を狙う

冨高日向子

冨高は経験を積んでどんどん成長している。初の表彰台もあるか?

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Bravoski(ブラボースキー)
今年で創刊32周年を迎えた双葉社発刊のスキー専門誌。‘90年代中盤からフリースタイルスキーに着目し、‘98年長野五輪・モーグル種目で里谷多英、上村愛子らが活躍してモーグルが一大ブームとなる。現在ではフリースタイルスキー(パウダー、パーク、モーグル)の専門誌として年間3冊発刊している。ウェブマガジンBravoski.comは毎日更新中。

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