ライバルがいるから、進歩がある。前回大会は、準決勝で福岡大大濠に敗れた。ダービーマッチに敗れた悔しさは大きく、通常のベスト4強敗退とは違った重い雰囲気に包まれた。河村は「大濠と何が違うか、シュートの確率が違うという話になって、新チームになってからはジャンプシュートとか、シュート練習を多くやって来た。チームとしてもシュート率は上がったと思う」と話した。福岡第一の強さの隅々に、福岡大大濠という超強豪校の影がある。

強烈なプレスディフェンスと速攻は伝統。井手口監督は「その部分なら、少なくとも日本の高校生には負けない。アジアくらいでは負けない」と自信を示す。大濠を破ったスタイルで、大濠に勝ちたくて磨いた武器で、大濠の分まで出し切る覚悟で――目指すのは「福岡こそ最強」を知らしめる圧勝での日本一だ。

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平野 貴也
1979年生まれ。東京都出身。
スポーツ総合サイト「スポーツナビ」の編集・記者を経て、2009年に独立。サッカーをメーンに各競技を取材している。取材現場でよく雨が降ることは内緒。

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