今年の「福岡」の看板は、重い。県予選の決勝で破った相手は、前回準優勝の福岡大大濠。ともに全国大会上位の常連校で、死闘となった。過去3年は、どちらかがインターハイ(全国高校総体)決勝進出でウインターカップの県代表枠を2つとし、両校が全国の舞台に上がっていた。しかし、今夏はともに振るわず敗退。冬の出場枠は、1つとなった。実力を出し切って負けたならともかく、今夏は、福岡第一、福岡大大濠ともにU−18日本代表の活動で主力選手が離脱している間にインターハイがあり、割り切れない悔しさは分かり合える部分があった。「冬こそは」と互いが思う中、ウインターカップの出場権を争った県予選の決勝で勝利した福岡第一の井手口監督は、コート上のインタビューで「こんなに辛い試合は、ない。大濠高校、素晴らしいですよ。何とか、この2チームを全国の決勝で戦わせたいと今でも思う。絶対に優勝して帰って来ます」と相手の気持ちを慮り、力強く優勝を宣言した。

気持ちは、選手も同じだった。試合後は、福岡大大濠の選手と何度も抱擁を交わした。国体では、力を合わせて日本一に輝いた仲だ。高さとスピードを兼備する主将の松崎裕樹(3年)は「ウインターカップでも、この試合が全国で一番レベルが高かったと言われるために、自分たちが圧倒的に優勝したい」と言えば、スピードに乗ったドライブを武器に高い技術を生かす司令塔の河村勇輝(2年)も「大濠高校さんの分も絶対に全国優勝をしたい」と強い決意を示した。

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