結局、プレミアリーグの優勝争いには一度も加われなかった。一昨シーズンは6位、昨シーズンは優勝したマンチェスター・シティとは19ポイント差の2位、今シーズンは17節終了時点で首位リヴァプールとまたしても19ポイント差の6位。およそ2年半の在任期間で獲得したタイトルは、ヨーロッパリーグとリーグカップが一度ずつだ。期待を大きく裏切った、といって差し支えない。

また、内部分裂のダメージも大きかった。モウリーニョが公の場で数人の選手を叱責すれば、ポール・ポグバはSNSに不適切なタイミングで不適切な投稿を繰り返す。この対立は一部タブロイド紙によって脚色され、モウリーニョがこう言った、ポグバが反論したという確固たる立証がないケースでも、推論に基づいて終始スキャンダラスに伝えられた。

こうした報道は、事の真偽にかかわらず人間関係にひびを入れる。当事者だけではなく、周囲にも悪影響を及ぼす。現場のムードは最悪だったに違いない。ましてモウリーニョはリヴァプール戦でポグバを使わず、攻めの形を創れないまま1−3の敗北を喫した。チャンピオンズリーグを含めた12月の5試合は、1勝2分2敗と低調だ。モウリーニョを擁護してきた上層部(彼らにも責任はある)も、守れなくなったのだろう。強烈な個性で一世を風靡した野心家は、わずか二年半でユナイテッドを去っていった。

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