主砲の指名打者と正二塁手、正捕手と正遊撃手、正左翼手とエース格の先発投手の6選手が一気に抜けたわけだが、トレードが大好きなデポトGM(過去2年で最多らしい)にとっては、その真骨頂を発揮しただけに過ぎない。

だが、同GMが過去数年の間にやって来たことと大きく違うのは、「プレーオフ進出を狙える戦力を整える」のではなく、チーム内外にはっきりと「過去数年の主力選手たちではプレーオフに進出できないので、今後のためにチーム再建は絶対不可欠」と示したことである。

違う言い方をすれば、「何となくの補強でファンの目を欺くのを止めた」のだ。

それは2014年(契約が13年12月)に優勝請負人として獲得し、2023年までの長期契約(10年2億4000万ドル)=経済的負担が残るカノとの関係を断ち切った英断からも分かる。

左腕シェフィールドを筆頭とするトレードで獲得した選手たちの中には有力な「メジャーの主力候補生」も多く、中には「リードオフヒッター候補」のスミス外野手のように、未来のマリナーズにおける「ポジション」が明確な選手までいるが、そういう問題ではない。

スミスのような若手選手にとっては、今年のナ・リーグMVPであるイエリッチ外野手(ブルワーズ)やゴードン外野手(マリナーズ)がかつてそうだったように、イチローとキャンプで同じ時間を共有するだけで吸収できることは多いだろうが、それはあくまでも「チーム再構築」の副産物だ。

大事なのは「方向転換を決断するチャンスに正しい判断が出来るかどうか」だ。

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