本来、FIFAはFIFAワールドカップなどナショナルチーム同士の大会を主催してきたのだが、ヨーロッパでチャンピオンズリーグが財政的にも大成功を収める、ナショナルチームの大会を凌ぐ規模になったとみるや、FIFAはヨーロッパ連盟(UEFA)に対抗するかのようにクラブレベルの大会開催に熱心になってきたのだ。

巨額の富を生み出すクラブの「世界一決定戦」を巡って、FIFAとUEFAの対立と確執はこれからも続いていくことだろう。過密日程に苦しめられる選手の立場やファン、サポーターの立場にも十分に考慮されるといいのだが……。

そんな中、先月には「ヨーロッパ・スーパーリーグ」構想が報道された。

レアル・マドリードやバルセロナ、マンチェスター・シティやマンチェスター・ユナイテッド、バイエルン・ミュンヘンなどヨーロッパ各国を代表する16のメガクラブが、従来の国内リーグ(プレミアリーグやリーガエスパニョーラ、ブンデスリーガ)の枠組みを離れて新しいリーグ戦を発足させるというのだ。

構想自体には、目新しさはまったくない。

僕が、海外のサッカーに興味を持ち始めた1970年代の初めころから、当時定期購読していた『ワールドサッカー』誌でも話題になっていた。その後も、数年に一度は必ず話題になり、そしていまだに実現できない夢物語の一つである。

面白いのは、これまで様々な局面で確執を繰り広げてきたFIFAとUEFAが「スーパーリーグ反対」では一致して反対に回り、もしこの「スーパーリーグ」に加盟するなら、FIFAは参加した選手たちをワールドカップにも参加させないなどと言われている。

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