ただし、外野に余剰人員を抱えていることは「既存戦力のトレードによる放出」を行えば簡単に解決することなので、「ハーパー獲得話」にもリアリティがないことはない。

おまけにハーパーの代理人を務めるスコット・ボラスが、「ヤンキースはハーパー争奪戦に参加しない見込み」という報道に「ヤンキースからそう言うことは聞いてないがね」と言ったことでメディア的=ストーブリーグ的には大いに盛り上がる。

書かれる側も書く方もすべて分かっている……お互いにプロだからだ。

「看護婦さんが体温計を片手に部屋に入ってくる時、問題は体温計自体ではなく、患者の健康状態であり、いつ退院できるのかってことですよ。彼らはまだ退院していないんですよ」

とボラスが独特の表現(ヤンキースが患者で、体温計は先発左腕J.A.ハップ投手の獲得など、「ハーパーやマチャド以外」の補強のことか?)をすれば、キャッシュマンGMもこう言う。

「(状況は)毎日、違うのです。それに反応し、方向転換する準備は出来てます」。

来たる2019年、田中将大のバックにハーパーやマチャドが守り、ジャッジやスタントンと上位打線を組む日が来たって、そんなに驚くようなことではないのかも知れない。

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ナガオ勝司
1965年京都生まれ。東京、長野、アメリカ合衆国アイオワ州、ロードアイランド州を経て、2005年よりイリノイ州に在住。訳書に米球界ステロイド暴露本「禁断の肉体改造」(ホゼ・カンセコ著 ベースボールマガジン社刊)がある。「BBWAA(全米野球記者協会)」会員

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