惜しくも準優勝で大会を終えたおりひめジャパン

惜しくも準優勝で大会を終えたおりひめジャパン

「第17回女子ハンドボールアジア選手権」は、12月7日から9日にかけてメインラウンドと順位決定戦が行なわれた。日本女子代表・おりひめジャパンは予選ラウンドAグループを1位通過したため、7日にBグループ2位の中国との準決勝を戦った。

前回は8月のアジア競技大会の準決勝で対戦した日本と中国。その時は中国に1点差で決勝進出を阻まれたが、今回は目標である「優勝」のためにも“連敗”は避けたいところだった。

しかしそんな思いとは裏腹に、準決勝は立ち上がりから中国に先行を許す苦しい試合に。なかなか逆転に至らなかったが、粘り強いDFを見せていた日本は、試合も終盤に差し掛かった後半24分、横嶋の速攻で21−21とすると、角南(唯)が獲得した7mTを原が決めて残り3分22−21。終了間際には田邉からのパスに原が反応。スカイプレーで得点し、23−21で勝利を収めた。ベストプレーヤーオブザマッチにはキャプテン原が選ばれた。

準決勝もう1試合は、韓国とカザフスタンが対戦。韓国が地力の差を見せつけて、31−23で決勝への切符をつかみ取った。

12月9日の決勝には、熊本県立総合体育館に約3000人の観衆が集まった。

大歓声の中でスタートした決勝は、横嶋のミドルで日本が先制。角南(唯)、原らが続いて前半11分8−3とおりひめジャパンが好調な滑り出しを見せた。韓国の左腕エース柳殷僖を抑えきれず、同点に追いつかれる場面もあったものの、前半終盤には横嶋の2得点で韓国に逆転を許さず、15−14で前半を折り返した。

わずかながら優位に立って後半を迎えた日本だったが、OFでリズムをつかめずミスを連発。それを韓国に速攻へと持ち込まれてしまう。さらに、流れを変えようと7人攻撃を仕掛けるもうまくいかず、7連続失点で後半9分16−22と一気に形勢を逆転されてしまった。

突破口が見いだせない中、19−28で迎えた後半21分、日本は原と勝連のコンビによるスカイプレーが決まると、GK板野の好守も相まって流れを取り戻した。24分からは秋山、勝連、堀川で5連続得点して残り1分半で25−29まで追い上げたが反撃はここまで。25−30でまたしても韓国から白星を手にすることはできなかった。

予選ラウンドでは大会への準備期間の短さやケガ人の多さなどが影響し、力を発揮し切れないもどかしい場面もあった韓国だったが、決勝戦ではその不安を吹き飛ばすプレーで4年連続14回目の頂点に輝いた。また、決勝のベストプレーヤーオブザマッチには、この試合11得点と得点力の高さを存分に発揮した韓国の柳殷僖が選出された。

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