11月23日の横浜ビー・コルセアーズ戦で、琉球ゴールデンキングスが、3Pシュートで珍しい記録を作った。それは、この試合で23本中13本成功、56.6%の高確率で決めたということではない。ジョシュ・スコットとアイラ・ブラウンを除いた9選手が3Pシュートを打っていたのだが、岸本隆一の3本を最高に全員が少なくとも1本成功させていたのである。

これに近い数字を残したのは、11月17日のシーホース三河戦における名古屋ダイヤモンドドルフィンズと、11月18日の大阪エヴェッサ戦における千葉ジェッツ。この2チームで共通していたのは、8選手が最低1本決めていたものの、1本だけ打って決められなかった選手が一人だけいた。3Pシュートを打った選手が5?6人で、全員が最低1本決めたという試合は、今季のB1でもいくつかある。しかし、琉球のように試合中に3Pシュートを打った9人全員が最低1本決めたというのは、非常に珍しい出来事と言っていい。中距離の2Pシュートよりも、ボールをしっかり動かしてオープンの3Pを打つことを重視する佐々宜央コーチのやり方が、琉球に浸透してきている証と言っていいだろう。

世界最高のリーグと呼ばれるNBAのボックススコアを調べてみると、1試合20本以上決めた例が過去に23回。今回の琉球と同じく3Pシュートを打った9人全員が最低1本決めていたという試合は、2013年2月5日のヒューストン・ロケッツ対ゴールデンステイト・ウォリアーズ戦だった。140対109で大勝したロケッツは、51本中23本の3Pシュートを決めていた。ミルウォーキー・バックスが今季、シュートを打った選手全員ではなかったものの、11月4日のサクラメント・キングス戦で12人中10人が3P成功を記録している。

ちなみに、NBAにおける3Pシュート成功数の1試合最多記録は2017年3月3日にクリーブランド・キャバリアーズがアトランタ・ホークス戦で記録した25本。今季のB1では、名古屋ダイヤモンドドルフィンズが10月15日のシーホース三河戦で記録した15本が1試合最多となっている。

photo

青木 崇
NBA専門誌「HOOP」の編集者からフリーのバスケットボールライターとなる。NBAファイナル、NCAAファイナル4、世界選手権などビッグイベントの取材や執筆活動を行なっている。

お知らせ

バスケ見るならJ SPORTS
J SPORTSでは学生からプロまで国内外の大会を充実のラインアップでお届けします!

J SPORTSバスケットボールパック発売中!
詳しくはこちら>>

スカパー!×J SPORTS J SPORTS オンラインショップ