世界最強ニュージーランド代表オールブラックスへの挑戦が迫った。日本代表の「現在」が大観衆の前で明らかになる。日本代表がオールブラックスと戦ったのは過去5回。1987年の2度の対戦はニュージーランド側では正式なテストマッチとは認めておらず、ニュージーランド側が公認したテストマッチは、1995年、2011年のラグビーワールドカップと、2013年11月2日、秩父宮ラグビー場で行われた3試合だ。日本代表は5戦全敗。2013年は、6−54で敗れている。

ただし、2013年のオールブラックスはカリスマキャプテンのリッチー・マコウほか主力がずらりと並んでいたが、今回は若手の多い編成となった。11月10日のイングランド代表戦から始まる欧州勢との3連戦に向けて、NO8キアラン・リード、SOボーデン・バレットなどの主力が先にロンドンに向かったためだ。もちろん、若い選手にチャンスを与え、メンバーの層を分厚くする狙いもある。

ルーク・ホワイトロック

オールブラックスのキャプテンを務めるルーク・ホワイトロック

オールブラックスのキャプテンを務めるのは、NO8ルーク・ホワイトロック(27歳)。ホワイトロック兄弟の末っ子で、2013年の日本代表戦がデビュー戦の堅実なプレーヤーだ。先発メンバーではHOデイン・コールズ(184cm、110kg)、WTBワイサケ・ナホロ(186cm、96kg)は本来であればレギュラーメンバー。バックス並みの走力、スキルを誇るコールズ、爆発的なスピードを持つナホロは日本にとって脅威だ。先発15人でオールブラックスデビューとなるのは、21歳のFLダルトン・パパリイ(193cm、113kg)と、ハリケーンズのCTBマット・プロクター(180cm、90kg)。パパリイが母にメンバー入りを告げると、泣いていたという。それほど、オールブラックスに選ばれるということは、ニュージーランドの人々にとって特別なことだということだ。来年のラグビーワールドカップのメンバー入りに向けてのサバイバルマッチでもあり、彼らは並々ならぬ気迫で日本代表に立ち向かってくる。

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