エプスタイン政権の時代、彼は「ワールドシリーズに優勝する近道は、プレーオフに出場するチャンスを可能なだけ増やすこと」と語っていたが、レッドソックスはそれを可能にするため、エプスタインが去った後も(1)まず何よりも優れた編成トップを確保すること。(2)次代の編成トップを担える人材をその下に数多く、確保することを実践してきた。

だから、エプスタインやジェド・ホイヤーらを筆頭に、2000年代にレッドソックスに関わっていた人々が、他球団の編成部門で活躍しているのは偶然でも何でもない。

優秀な人材は自ずと他球団から「次世代のGM候補」として狙われる運命にあるが、彼らが抜けてもレッドソックスが競争力を維持することが出来るのは、いつでも「ガチ」で勝ちたいオーナーが、編成トップをいつでもアップデートして、最適化してきた証なのだと思う。

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ナガオ勝司
1965年京都生まれ。東京、長野、アメリカ合衆国アイオワ州、ロードアイランド州を経て、2005年よりイリノイ州に在住。訳書に米球界ステロイド暴露本「禁断の肉体改造」(ホゼ・カンセコ著 ベースボールマガジン社刊)がある。「BBWAA(全米野球記者協会)」会員

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