9月9日から行われている関東大学対抗戦。筑波大学は初戦から早稲田大学、慶應義塾大学相手に連敗。

これ以上敗北が続けば、3年ぶりの全国大学選手権の出場が厳しくなる。第3戦の相手は昨年全国大学選手権準優勝の強豪・明治大学。早くも正念場を迎えている。

勝敗を左右したゲインラインでの攻防

9月30日に行われた慶應義塾大戦、筑波大は後半怒涛の追い上げを見せるも、前半の失点が響き24-35で惜敗した。

前半開始直後、筑波大はLO(ロック)後藤海夏人(体専3年)の猛チャージが決まり、FL(フランカー)中田都来(医学2年)が先制トライ。幸先良いスタートを切ったように見えた。

だが、慶應義塾大の強みである縦の突破に対し、筑波大のディフェンスは後手に回り、防戦一方となった。また、マイボールでのアタックの時間でも、パスミスやハンドリングエラーが相次ぎ、完全に相手に主導権を握られてしまった。

SH(スクラムハーフ)杉山優平(体専3年)は「焦りから攻撃が単調になってしまった」と悔やんだ。前半には計4トライを奪われ、7-28で折り返した。

古川拓生監督(体育系・准教授)が「前半のゲインラインの攻防で受けに回ってしまったことが敗因の全て」と言うように、前半の大量失点が最終スコアに響いた。

それでも筑波大は後半、驚異的な追い上げを見せる。ハーフタイムで、これまで取り組んできた順目に走ってゲインする攻撃のスタイルを再確認。これで選手の意識が統一され、攻撃が活性化された。

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