ダウントン・アビーというドラマシリーズをご存知ですか。
この3連休に自宅で見る機会がありました。1910年代から1920年代のイギリスのヨークシャーにある架空のカントリーハウス=お城(ダウントン・アビー)に住む貴族一家と使用人たちの人間模様を史実とともに展開されてゆくTVドラマなのですね。日本でいったら大正時代。広大な領地を治める貴族のクローリー家。使用人も含めて、人間模様は複雑でちゃんと見ていないと何が何だかわからなくなります。ハイ。

僕が見た回は、現当主の長女がカーレーサーと出会って、互いに惹かれ合う。父である当主が会食の席で吐血、一家の大黒柱の一大事、クローリー家とダウントン・アビーはどうなるのか! ジャジャーンッ!

ドラマのあら筋を書いていてもしょうがありませんね。

長女メアリーが出会ったカーレーサー、ヘンリーが彼の友人と新たな愛機で競争して勝つ。ゴール後に交わす会話の中に「今度はブルックランズに持ち込んで走らせよう」(だったと思う)というものがあったのです。

イギリス、大正時代、クルマ、カーレーサーとくれば、史実に基づいて【ブルックランズ】は大正解ですよね。イギリスのドラマらしい展開。モータースポーツの黎明期がドラマのプロットとして登場したのにはビックリと嬉しさを同時に感じた次第です。以前にこの小欄にブルックランズで最初に行われたグランプリレース(1907年=明治40年)で日本人が2位でゴールしてイギリス人たちをあっと言わせたことを書いたと思います。当時の大倉財閥の御曹司、大倉喜七郎氏がケンブリッジ大学に留学中にこのレースに参加して見事に2位ゴール! これが新聞に載って、これを見た父喜八郎氏に帰国を命じられてしまうのでした。でもタダでは帰国しません。5台の車をお土産に帰ってきたそうです。

大倉喜七郎氏は男爵の位を拝受していた。ダウントン・アビーのクローリー家は伯爵だから位は大倉氏より上だけれど、大倉氏は、実在の人物だから…。それにしても、当時の大倉家の財力はすごかったのですね。あやかりたい。

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高橋 二朗
日本モータースポーツ記者会。 Autosport誌(英)日本特約ライターでもあり、国内外で精力的に取材活動をするモータースポーツジャーナリストの第一人者。1983年からルマン24時間レースを取材。1989年にはインディー500マイルレースで東洋人としては初めてピットリポートを現地から衛星生中継した。J SPORTSで放送のSUPER GTのピットレポーターおよび、GTトークバラエティ「GTV」のメインMCをつとめる。

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