インターナショナルマッチ・ウィークのために海外リーグはお休み。そこで、空いた時間を利用して「蹴球日本代表監督史」を見た。やっていたのは1999年3月の日本代表対ブラジル代表の試合。懐かしい国立競技場である。フィリップ・トルシエ監督が就任して本格的に始動した直後の試合で、解説には試合に出場していた伊東輝悦氏とトルシエ監督の通訳(アドバイザー)だったフローラン・ダバディ氏。

20年近くも前の試合だが、僕の中でのイメージ以上に日本代表は善戦していた。最近はブラジル代表と試合をすると、軽くあしらわれてしまうことが多い。ブラジルには、「日本にはボールを持たせておいても怖くない。カウンターで仕留めれば勝てる」と思われているフシがある。たとえば昨年10月にフランスのランスで対戦した試合がそうだった(ブラジルは前半のうちに3点を取ると、あとは流してしまった)。ところが、20年前のブラジル戦はそれなりに日本代表が戦っていた……。

それにしても、あの頃は日本のサッカー界にとっては素晴らしい時代だった。「去年よりは今年の方がJリーグのレベルも、代表のレベルも間違いなく上がっている。来年は、さらに強くなるはずだ」と本気で信じることができた時代だった。このブラジル戦の直後には、同じくトルシエ監督が率いるU-20日本代表がワールドユース選手権(ナイジェリア)で準優勝することになる。

トルシエ監督も、まだとても若々しい表情をしている。
これから2002年ワールドカップに向けて新しいチームを立ち上げていこうという、そんな段階での代表戦だった。現在、ロシア・ワールドカップを終えた日本代表は森保一氏を監督に迎えて、新たな一歩をしるしたところだ。ちょうどそんな時期に、若きトルシエ監督を見ると、いろいろな思いが頭の中を駆け巡る……。

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