先日、日本人メジャーリーガー1年目として最多となる19号本塁打を放った大谷翔平が、またしてもルーキーイヤーに自らの足跡を残した。

今度は今季2度目となる、週間MVPの受賞である。大谷がアメリカンリーグの週間MVPに輝くのは、4月8日の週に受賞して以来のことだが、当時は二刀流選手としての受賞であり、今回は打者オンリーでの受賞となる。

「MLB.com」の伝えるとこによると、今回の大谷による週間MVP獲得について、ソーシア監督は、「これは十分に値するものだ。彼が今の調子を継続することができれば、新人王が見えてくると思う。その点はとてもクリアだね」と述べたとのこと。

思えば、シーズン開幕当初、大谷は投手に専念した方が、よりハイレベルな選手になるだろう、などという論調も現地メディアの間で散見された。

だが、右肘のケガで投手としてのプレーに待ったがかかったにもかかわらず、その状況を受け入れた上でプレーを継続。今や打者としてのみのパフォーマンスでも、新人王を現実的に狙えるところまできたのだ。

如何にこの選手が、本場の識者たちの想像力を越えた存在であるかが分かるというものだ。

ちなみに「MLB.com」の記事には、チームメイトのトラウトによる次のコメントも掲載されている。

「二刀流の選手というのはとてもクールだ。ケガで1つのことができなくても、もう1つのことができるのだから。そして、簡単にシーズンを終えることができた彼が、シーズンを力強く締め括ろうとしているのは素晴らしいことだね」。

「彼は練習ゲージの中でも一生懸命だし、フィールドへ向け全般的に一生懸命なんだ。見ていてとても楽しいんだよ。今、彼がやっていることは信じられないほど素晴らしいね」。

トラウトの言う通り皮肉な話ではあるが、大谷の場合、無念にも片方の刀が一旦駄目になったことで、逆に二刀流の選手でいることの価値の高さが証明されたのである。

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J SPORTS 編集部

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