癌と闘っている人たちがいる。

自分の経験を踏まえて、他の患者を助けようとしている人たちがいる。

2008年に発足したStand Up To(2) Cancer(以下SU2C)は、患者の女性たちが「メディアやエンターテイメント業界が一丸となれば、もっと有効的にこの病と闘える」と立ち上がったのが始まりだったという。

今では米三大ネットワーク(NBC、CBC、ABC)や、「第4のネットワーク」FOX、ケーブル・テレビの有力チャンネルでスポーツ専門のESPNや、音楽専門のMTVや映画専門のHBOなども賛同し、募金活動を主とした関連番組を同時放送するようになった。

今年も現地7日に映画俳優のトム・ハンクスやジュリア・ロバーツなどが集まり、盛大なイベントとして行われた。

SU2Cの発足以来、メジャーリーグはエンターテイメント業界に負けまいと関わってきた。

ワールドシリーズ中には選手だけではなく、野球場にいる全員―そう、観客をはじめ、警備員やホットドッグの店員や清掃員にいたるまで―がプラカードに近しい人々で癌と闘っている人たちの名前を書いて応援するイベントを行っているが、今年は首都ワシントンD.C.で開催のオールスターゲームの際にも同イベントが行われ、スポンサーの協力を得てその時点で総額4,300万ドル(1ドル110円換算で47億3千万円)の基金になったと発表している。

そのイベントに何度か参加した経験を踏まえて言うと、野球場にいるすべての人々が、癌と闘う人々に思いを捧げる時間はとても特別なものだ。

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