ウェイバー公示を経てトレードが行われるウェイバー・トレードは、8月31日までに取引が成立した選手のみにプレーオフへの出場資格が与えられるため、7月末のノンウェイバー・トレード期限ほどではないにしろ、それなりにいろんなドラマが生まれる。

ご記憶の方も多いと思うが、昨季はタイガースで2度のノーヒッターを成し遂げ、2011年にはサイヤング賞とア・リーグMVPの同時受賞をしたジャスティン・バーランダー投手がアストロズに移籍した。

当時のアストロズはすでにペナントレース=ア・リーグ西地区を独走中だったものの、バーランダーは移籍後、5勝無敗、防御率1.06と圧倒的な数字を残し、ヤンキースとのア・リーグ優勝決定シリーズでは第2戦の完投勝利を含む2勝無敗、防御率0.56でチーム史上初のワールドシリーズ進出、さらに初優勝に貢献した。

そういう選手は過去にも何人かいる。

たとえば2004年の8月にロッキーズからカージナルスに移籍して、プレーオフで6本塁打11打点を記録してチームのワールドシリーズ進出に貢献したラリー・ウォーカー外野手。

たとえば1987年の8月にブレーブスからタイガースに移籍後、11試合に登板して9勝無敗、防御率1.53と「助っ人」効果を発揮してチームを地区優勝に導いたドイル・アレクサンダー投手……等々。

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