試合巧者のサイモン・クラークが6年ぶりのグランツール勝利

試合巧者のサイモン・クラークが6年ぶりのグランツール勝利

前日ワールドツアーシーズン0勝を抜け出したディメンションデータに続いて、この日はサイモン・クラークの見事な大逃げ勝利で、EFエデュケーションファーストがついに今季WT1勝目を手に入れた。4日目のベンジャミン・キングはマイヨ・ロホにあと一歩足りなかったが……、大会5日目の終わりには、リュディ・モラールが生まれて初めてのグランツール総合首位に駆け上がった!

幾多の選手が栄光を追い求めた。スタート直後から激しい飛び出しが続き、序盤1時間の走行スピードは47.8km/hにも達した。逃げ切りに好都合な地形……特に得意のダウンヒルフィニッシュに向かって、すでに総合で10分以上遅れているヴィンチェンツォ・ニバリさえアタック合戦に加わったほど。

せめぎあいを延々60km以上も繰り広げた果てに、ようやく大きな一団が先へ行くことを許された。その数25人。参加全22チーム中、実に20チームがエスケープに人員を送り込んだ。つまりは翌第6ステージからの平地3連戦に懸けるクイックステップと、3日前からマイヨ・ロホを守ってきたチームスカイ以外全部!

たしかにスカイは集団前線で隊列を組んだ。ただ第4ステージ終了時点で総合3分46秒差のモラールや、すでに9分11秒も遅れていた「元総合表彰台候補」バウケ・モレマの存在に、神経質になりはしなかった。差を6分程度にまで開かせておき、その後はひたすら、最終盤まで静かに等間隔を保ち続けた。

「今日はできるだけ体力を使わぬよう努めた。ジャージのことは気にしなかった。数秒差でマイヨ・ロホを守ろうが、モラールに取られようが、そんなことは重要じゃなかった。大切なのはみんなで常に固まって走り、安全にフィニッシュまでたどり着くこと」(ミカル・クヴィアトコウスキー)

お知らせ

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マラガからマドリードまで、灼熱のスペインを駆け抜けるグランツール最終戦。勝敗を決めるのは、体力か、知力か、それとも女神の微笑か。3271.4km先のゴールを目指し、23日間の壮大なドラマが、はじまる。


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