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計画通り飛び乗った逃げは、生まれて初めてのグランツール区間勝利に続いていた。ひどい暑さに負けず、急勾配にも負けず、ベンジャミン・キングが2018年ブエルタ初の本格山頂フィニッシュを勝ち取った。正真正銘キャリア初めてのUCIワールドツアー勝利であり、なにより今季不振が続く所属チームのディメンションデータにとって、待望の……ワールドツアー1勝目となった!
「夢が叶った。いまだに信じられなくて、衝撃が止まらない」(キング)
スタート直後に9人が逃げ出した。アンダルシアの燃えるような太陽の下で、プロトンはあっさりエスケープを見送った。マイヨ・ロホのミカル・クヴィアトコウスキーのため、チームスカイがプロトン先頭で隊列を組んだが、刻んだテンポはあくまでもゆっくり。
「制御に務め、逃げとのタイム差を十分に開けた。満足だ。だって逃げに総合を脅かす危険人物はいなかったし、ひどく暑かったし、最終峠でとてつもない激戦が勃発するだろうと予測していたから」(クヴィアトコウスキー)
おかげで前線に飛び出した9人は、最大10分近いリードを許された。ちなみに逃げ集団の中で総合成績が最も上位につけていたのが、4分33秒差のキング。ステージ前半に登場した1級カブラ峠の山道で、暫定マイヨ・ロホの座にさえ立った。
この1級峠では、3日連続で逃げに乗ったルイス・マテマルドネスが、青玉ジャージ保守に全力を注いだ。同じく3日連続で前方へ飛び出し、山岳ポイントをこつこつ収集していたピエール・ローランを退けるため、早めに仕掛けてきっちり先頭通過を果たす。
ところでマテは、スタートした時点では、「逃げるのは1級カブラ峠まで」と決めていたという。
「カブラ峠でポイントを取ったら、本当はプロトンに戻ろうと考えていた。だって逃げも3日目に入り、疲労を感じ始めていたから。今日だって逃げに乗るためにものすごいエネルギーを使った。だけど、まさか、プロトンがあんなにタイム差をくれるなんて……。最終峠に入った途端に、もはや体力は限界に達した」(マテ)
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