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サイクル ロードレース コラム 2018年8月22日

【あなたの推しチームは?】ブエルタ直前! UCIワールドチーム 一挙紹介 / チーム サンウェブ

サイクルNEWS by 山口 和幸
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マルセル・キッテル

マルセル・キッテル

ジョン・デゲンコルプ

ジョン・デゲンコルプ

注)ブエルタ・ア・エスパーニャ2018への出場選手に関する情報は随時発表さているため、記載情報に一部遅れが生じている場合がございます。予めご了承ください。

2005年にチームを創設し、2013年にワールドツアーチーム昇格。かつてはオランダ登録だったが、2015年からドイツに変更。そのときはドイツ人スプリンター、マルセル・キッテルとジョン・デゲンコルプを総力でサポートする態勢だった。その後、ステージレースの総合成績で上位をねらえるワレン・バルギルをエースに起用。ブエルタ・ア・エスパーニャでは区間2勝を果たした。

絶対的エース トム・デュムラン

絶対的エース トム・デュムラン

今季はすでにそういった選手は他チームに移籍し、たたき上げのトム・デュムランを絶対的なエースとして置く。ジロ・デ・イタリアとツール・ド・フランスで総合2位。メジャータイトルにわずかに届かなかった。

2015年のブエルタ・ア・エスパーニャで最終日の2日前まで総合1位にいたデュムラン

2015年のブエルタ・ア・エスパーニャで最終日の2日前まで総合1位にいたデュムラン

もともとデュムランは2015年のブエルタ・ア・エスパーニャで最終日の2日前まで総合1位にいて、グランツールで優勝をねらえるタイプであることを実証した。その年は第5ステージで首位に。1日で陥落したが、第9ステージの山岳で優勝して再び奪回。2日後にはファビオ・アルに首位を譲るが、第17ステージの個人タイムトライアルで優勝して首位に。結果的に総合優勝はアルーだったが、デュムランの今日の活躍のきっかけとなるレースだった。

ウィルコ・ケルデルマン

ウィルコ・ケルデルマン

ブエルタ・ア・エスパーニャではウィルコ・ケルデルマンが中心となって、総合優勝をねらっていく。2017ブエルタ・ア・エスパーニャでは総合4位のオールラウンダー。タイムトライアルに強く、山岳ステージでもスペシャリストと互角に渡り合える。今季はツール・ド・フランスとブエルタ・ア・エスパーニャを連戦する計画だったが、同じようなタイプのデュムランにエースの座を託し、ブエルタ・ア・エスパーニャに専念することになった。

マイケル・マシューズ

マイケル・マシューズ

ツール・ド・フランスで2年連続のポイント賞獲得を目指したマイケル・マシューズは体調不良により第5ステージを出走せず。

2013年にブエルタで2勝しているマシューズ

2013年にブエルタで2勝しているマシューズ

マシューズにとってブエルタ・ア・エスパーニャは2013年に2勝、2014年に1勝し、トップ選手の仲間入りを果たしたレースである。2013年の初勝利は大集団のゴールスプリントを制した。グランツールと呼ばれる三大大会は初出場だったものの、この大会の平たん区間ではエースを任されていた。この日もチームメートが最後のゴール勝負に備えてけん引役を引き受け、10分近く先行していた5人の第1集団を吸収。ゴール勝負に持ち込んで、最後はマシューズが持ち前の爆発力を生かして混戦から抜け出した。

「グランツールでいきなり勝てるとは思っていなかったが、1番になりたいという夢はあった。チーム全員の勝利だ」とマシューズはこのとき語っている。

ヨハンネス・フレリンガー

ヨハンネス・フレリンガー

チームのキャプテンはブエルタ・ア・エスパーニャに9回出場しているヨハンネス・フレリンガー。2009ツール・ド・フランスの区間3位が最高実績で、今回もアシストとしてなくてはならない役どころとなっていく。

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山口 和幸

ツール・ド・フランス取材歴25年のスポーツジャーナリスト。自転車をはじめ、卓球・陸上・ボート競技などを追い、日刊スポーツ、東京中日スポーツ、Number、Tarzan、YAHOO!ニュースなどで執筆。日本国内で行われる自転車の国際大会では広報を歴任。著書に『シマノ~世界を制した自転車パーツ~堺の町工場が世界標準となるまで』(光文社)。2013年6月18日に講談社現代新書『ツール・ド・フランス』を上梓。青山学院大学文学部フランス文学科卒。

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