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サイクル ロードレース コラム 2018年8月22日

【あなたの推しチームは?】ブエルタ直前! UCIワールドチーム 一挙紹介 / ロット・ソウダル

サイクルNEWS by 山口 和幸
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トニー・ガロパン

トニー・ガロパン

注)ブエルタ・ア・エスパーニャ2018への出場選手に関する情報は随時発表さているため、記載情報に一部遅れが生じている場合がございます。予めご了承ください。

ベルギーの宝くじ協会、ロットがメインスポンサーとなるチーム。発足は1985年で、これまでは地元開催のクラシックレースをターゲットとしてきたが、世代交代とともにグランツールで見せ場を作れる逸材を重用。トニー・ガロパンやユルゲン・ルーランツを放出し、次世代のチーム作りを急ぐ。

エーススプリンターのアンドレ・グライペル

エーススプリンターのアンドレ・グライペル

エーススプリンターのアンドレ・グライペルは2009ブエルタ・ア・エスパーニャで区間4勝を挙げ、ポイント賞を獲得した。鉄壁なトレインにけん引されて絶好の位置からスプリントすればすさまじい爆発力でゴールを勝ち取る。ツアーダウンアンダーでは大会通算18勝。これだけ勝ち続けるのだから2008年と2010年には総合優勝した。ジロ・デ・イタリア7勝、ツール・ド・フランス11勝。ただし36歳になり、最近は粋のいい若手スプリンターに敗北するシーンが多くなった。

トーマス・デヘント

トーマス・デヘント

トーマス・デヘントは山岳に強く、逃げ屋の脚質を備える。2012ジロ・デ・イタリアのチマコッピ(最高標高)となったステルビオ峠で逃げ切りの区間優勝をして、総合成績で3位に入った。ツール・ド・フランスでは2016年、競技距離短縮で大荒れとなったモンバントゥーのステージで1勝。中規模のステージレースでは山岳賞ジャージも獲得するなど、チームのエースにのし上がった。

ティム・ウェレンス

ティム・ウェレンス

ティム・ウェレンスはシーズン序盤型の活動態勢。パリ~ニースでポイント賞獲得。区間2位が続いてあと一歩だったジロ・デ・イタリアで2016年に悲願の1勝、2018年に2勝目を挙げた。ツール・ド・フランスをパスしていて、ブエルタ・ア・エスパーニャに乗り込んでくる可能性が高い。

ティシュ・ビノート

ティシュ・ビノート

ロット・ベリソルU23研修生からのたたき上げ、ティシュ・ビノートは2014年にU23世界選手権で4位になったワンデーレースの逸材だが、2018年はストラーデビアンケ制覇。ティレーノ~アドリアティコでは新人賞を獲得した。

アダム・ハンセン

アダム・ハンセン

2011年のブエルタ・ア・エスパーニャを完走して以来、グランツールを20大会連続で完走している鉄人アダム・ハンセンは、2018ツール・ド・フランスで出場メンバーに選ばれず、記録は2018ジロ・デ・イタリアまでの20でストップ。通常はアシストだが2013ジロ・デ・イタリアと2014ブエルタ・ア・エスパーニャで区間1勝している。

こういった逸材をブエルタ・ア・エスパーニャに起用してくるのは必至だ。2017ブエルタ・ア・エスパーニャでチームはトマシュ・マルチンスキーが区間2勝。クライマーのサンデル・アルメがプロ初勝利。デヘントの1勝を加えてなんと4勝を挙げている。2018年のツール・ド・フランスでは賞金獲得総額が下から3番目といいところがなかっただけに、ブエルタ・ア・エスパーニャでも巻き返しをねらう。

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山口 和幸

ツール・ド・フランス取材歴25年のスポーツジャーナリスト。自転車をはじめ、卓球・陸上・ボート競技などを追い、日刊スポーツ、東京中日スポーツ、Number、Tarzan、YAHOO!ニュースなどで執筆。日本国内で行われる自転車の国際大会では広報を歴任。著書に『シマノ~世界を制した自転車パーツ~堺の町工場が世界標準となるまで』(光文社)。2013年6月18日に講談社現代新書『ツール・ド・フランス』を上梓。青山学院大学文学部フランス文学科卒。

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